ローバンド拡大推進協会に与ふる書
https://jf2iwl.blogspot.jp/2017/11/blog-post_27.html
に於いて、ご注進申し上げたんですが、「やるならスジを通してから、正当な手法でやらなあかんよ」、
、っていうことを書いたんですけど、なんかご理解されて居られない(過剰敬語)らしく、早くも、情けない嘆願署名の回覧板がご町内を回っているようです。
ではここで、署名お願いの言い分を、今一度聞いてみます。
嘆願署名書(説明付)
http://low-band.com/blog/wp-content/uploads/2017/12/low-band-signingpaper3.pdf
近年の漁業や各種業務通信においてはローバンドの利用は減少しています。私たちの受信調査によっても無線局免許を保有していても実際には利用されていないことがあきらかになっています。
こらこら、「私たちの受信調査によっても」、って、この協会の発足したところの、最初のステップにおいて、
協力会員募集
まず最初の作業として、今なお免許上「官公庁の無線局が多数占有しているローバンド」の実態調査を行います。
↑これの結果はどこに明示してあるんだちゅうの?
なんかあやしいよな受信報告アンケートはやってるようですが、いかなる理由に依り、「無線局免許を保有していても実際には利用されていないことがあきらか」、と断言できるんでしょうか?
・・・ではここで、同サイトにリンクのある総務省の利用状況調査と評価を見てみます。
総務省発表 「平成26年度電波の利用状況調査の評価について」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000352235.pdf
26メガ以下の項、
確かにアマチュア局以外(これがミソですが)の局数は、23年度に比して4.8パー減とありますが、評価と今後については、
(1)本周波数帯は、アマチュア局のほか、中波・短波放送、船舶や航空機、測位システム等の多様で重要な無線局で利用されており、局数は減少傾向にあるが、国際的な周波数割当てと整合がとられているとともに、適切に利用されている。
(2)本周波数帯において、新たに海洋レーダー等に対して国際的に周波数が分配されるなど、新たな利用ニーズが見込まれる。
適切に利用され、かつ、新たなニーズが見込まれる、って書いてあるじゃんか。
それを、なんのエビデンスも無く、「実際には利用されていない」、と決めつけ、署名を集めようとするのはオカルトです。
この手の怪しい署名活動は、何に利用されるか?、わかったもんじゃないですから署名してはなりません。
こういうナゾの署名活動に遭遇したには、これ15年くらい前か、東五反田の叔母のところに行った帰り道、
五反田駅への道すがら、この写真は、うどんこやさんの娘(?)とかいうひとの実家らしいのですが、、、
お取り壊しになるといふので、ヘンなオバサン連中に囲まれ、保存嘆願署名を強要されたことがありましたが、赤の他人の家の取壊しなんか関係ねーだろ。
、、だがヤクザより恐ろしいオバハンに囲まれちまったら逃げられねえ。
洗足の、旧姓オワダまさこさまのご実家の住所、(わたしは学生時代、その隣の隣に下宿してたので)を用い、常に用意してある偽名で書いてあげたことがあります。
これらに限らず何の事でも、「署名は偽名で」、ていうのは暮らしの基本ですが、これをご覧になった、 ローバンド拡大促進協会を推進するひとは、私のコールと名前を偽って署名しないように。
・・・この活動、自分らは、割当てられたバンド帯域なんてぜんぜん利用してない上にオフバンドなど、さんざ得手勝手しておいてからに、アマチュア側には一分の理もありません、
たとえば、
わたしはIARUのバンド侵入者自主的モニタとして、折に触れて、ごくたまーにモニタボランティア活動してますけど、そういう国際社会貢献的活動やってんの?
自分だけが都合が良いよなことを要求し、いくら何万人の署名を集めても一般社会の同意は得られません、
総務省電波行政担当のひとに於かれては即、ゴミクズとして捨てられるだけだと思いますが、
そんな紙ゴミですら、「拝聴すべき貴重なご意見」とか、いちいち相手せにゃあかん中のひともたいていでないな。
そりゃ椅子を窓にぶん投げて、霞ヶ関ビルのガラスを中からブチ割りたくなる気持ちも良く解りますよ。
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同日追記:
総務省の資料、「アマチュア局を除く」の意図、無線局数の減少過ぎを見せないためかと勘違いしてましたがちがいました。
26メガ以下の無線局について、その評価と今後の言葉は次のように係り結びします。
「アマチュア局を除く局」には適切に利用されている。
「アマチュア局を除く局」には新たな利用ニーズが見込まれる。
と、文章の論理がきれいに整合します。
さすが総務省エリートのかた、よく解ってらしゃる、さすがアタマが切れる。
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