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2018/07/31

日本のフィールドデーコンテストにおけるエルマーの不在について (カムバックハムへの道 第16弾)

カムバックハムしてから初のJARLメジャーコンテストとなるフィールドデーですが、ではここで、初心者としてフィールドデーの心構えを学びましょう!と、

<特集は「フィールドデーコンテスト」>「ハムのラジオ」第291回放送をポッドキャストで公開・・・ハムライフ.jp



相変わらず何の知識も見識も無い、コンテストもまともに出たことも無いよな、ただ馬齢を重ねただけの滑舌の悪いおっさん三人組がヘラヘラ笑いながら寝言しゃべってるだけでした。 

聴くだけ人生の30分のムダです。


で、アマチュア無線の本場アメリカではエルマー、Elmar、、、これは知識や経験の豊富な年配の指導者という意味ですが、誰にでも必ず居て全員が薫陶を受けることになっています。

たとえばWB6ACU、イーグルスのジョー・ウォルシュは、幼いころにハムラジオをスタートしたときの思い出をこう語っています。


Joe Walsh's Start in Ham Radio: Ham Nation 144



しかるに現代のJAではどうか? と見た場合に老害、、

または使えない爺が、「子供たちに興味を持って欲しい」、と最初から豪華な設備を建ててやってのお与え。

でなければ、おすもうさんみたいなひとが自分が偉がりたいためだけにYOTA-JAPANなどと若もんを誘っておいて、自分の利益にならないとなるとトンズラ。

、、そういったダメダメな事柄しかありません。


このことは彼我の歴史観の違いから説明することができます。

日本には神武以来3000年近くの歴史があり、身近にたくさんの歴史が溢れ、同じ歴史を習いますがアメリカは違う、

せいぜい400年足らずの若い国で、全員が海を渡ってやってきた他所モノときた。


こんなふう↓







とすれば、イギリスやイタリア、アイルランドなど、それぞれの祖国の歴史や文化を伝えねば他国者に伍して生きていけないので、年少者に生きる知恵を教える必要がある。、

年少者もまた、自分らの先祖の伝統を必死で学ばないと生きてゆけない社会である。

そのもっとも激しく悲惨な例のひとつが日本人移民です。

アマチュア無線も同様、









日本のJARLは「アマチュア無線連盟」ですが、アメリカはARRL、無線中継伝達リレー組織です。

このことは広大な荒れた国土で無線中継することがいかに重要なことだったかがわかります。

インターネットや携帯電話の今でもそうであり、なのでARRLのフィールドデーの目的はコンテストではなく、

set up temporary transmitting stations in public places to demonstrate ham radio's science, skill and service to our communities and our nation.


野外の公共の場でハムラジオの科学的意義やスキルをデモンストレーションする場、国やコミュニティへの奉仕精神なんですよ。

ARESやRACESなどの非常通信組織とともに行う非常通信や連絡網の訓練です。

日本のFDも、昔はみな若かったのでキャンプしての年長者に習う場だったのですが、いまはタダの、公園や山の上を不法占拠してのおっさんの酒飲み会です。

一般市民のかたたちに邪魔だからお前ら退けと。


・・・そんなよなことですが、日本のFDにおいても、自分自身としてはARRLの精神で、自宅で、もっぱら自己訓練の非常通信訓練として暴速、35WPMくらいのスピードで出てみるか。

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2018/07/30

あっというまに届いた完全新スプリアス基準免許 (カムバックハムへの道 第15弾)

先週に紙で出した免許変更、

=エキサイタを、改正無線設備規則第7条に合致しているところのIC-7200に根こそぎ入替え、PACTORの3、4番とVARAのデジタル新モード付け加え、

および、送信機系統図から管球ゲタをコッソリ抜出しの届け(指定事項の変更がないので届けで良いはずですが)、





往復1週間であっというまに届きました。

ホントに紙と切手のムダなんですけど、総務さんとしてはヤギさん郵便や紙屋さんの面倒も見なきゃならないので仕方ないです。


これで何の瑕疵も無い、見事にきれいなロンダリング的新スプリアス基準の免許になりました。ムショから娑婆に出て青空を見上げてタバコが美味い、実に清々しい感じ。IC-PW1は他所でお勤めしています。



・・・ではここで、今から10年以上も前に、来たる新スプリアス基準にくれぐれも注意するように総通の技官のかたから言われて10年の歳月が流れ、今まさに揉めているところで、新スプリアス基準に対する私の感想をば。



(1)JARDにカネ払うくらいなら最新機種買ったほうがマシ


スプリアス確認保証 既に免許を受けている無線機の為の保証・・・JARD


先に行われたご苦労なボランティア(?)試験で、「わーい、ぼくのTS-520Vは通るんだー!」とか寝言こいてるバカのひとがおられますがとっくに修理受付してないって。メーカーさん大迷惑、邪魔。

いまは電気電子製品の寿命は10年です。 いつ物故割れて大損害を被るか解りません。

40年前、TS-520Vは12万円でしたが、技術は飛躍的に革新し、RMDRが30デシ以上もすぐれ、カラーバンスコも付いている最新鋭コンパクト、IC-7300も同じく12万円です。








でかいよなクソ重いよなTS-520とどっちを取るかは明かでしょうが。JARDに何千円も払うくらいなら粗大ゴミで捨てたほうがマシです。


(2)現在はほとんど包括免許になった

正式には「手続きの簡素化」だと思いますが、いわゆるアメリカ流の、「なにやってもええのよ」っていうのが、実質的に、ほぼ実現されました。

、というのは向こうでは何も見てない、いや、見ている手間がないからです。


モードが3MAとか2HAなど包括的になり、次いで、FT8で大勢が押し寄せたおかげか、最初なかなか理解されなかったコンピュータ変調方式というのが一般化し、

加えてシロウトの面倒なんか見てられない向こうの事情もあって、VARAの諸元なんか自分で理解してないからモシモシ電話来るよなあ?と思ってましたが何も言われずスンナリ通しでした。

相変わらず何か変えるたびに申請や届けが必要で、免許状が何枚も増えて行くのは面倒ですが、ずいぶんラクになったよなあ、というのが感想です。


(3)リニアアンプについては外圧でなんとかなる

ハイパワー免許のかたがたがお困りなゲタの処遇ですが、





いまのところ国産のこれだけということになっていますが4年後には違います。

欧州EPAパートナーシップでの市場開放、またトランプアメリカからの圧力で、総務省も、「国産だけよ」とは言えなくなります。

日本に市場を広げたいSPEやACOM、OMパワーやエレクラフトなど、海外の主なメーカーは、メーカーそのものからの国際スプリアス規定保証が直にPDFで送られてくるようになり解決です。

なほ、TL-922等のガラクタをつかっているひとはハイパワー免許の資格は無いですから返納するが良いでしょう。


(4)申請や届けは相変わらず紙で


新スプリアス免許が届き、再免許の時期も来ているので早めの申請を、と、今度こそ電子申請Liteでチャレンジ!、とアクセスしてみたら、








総務省危険認定。 何かなあ、この相性の悪さは。

こんなもんに関わってては人生の時間の無駄なので再免許、約3,050円の収入印紙貼って紙で出しました。



・・・以上が新スプリアス基準についての感想ですが、あくまで、「私だけ」の事例でありますからぜったいに真に受けないように。

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2018/07/29

アンテナが、低いほうがノイズが少ないローバンド (CWOPS Mini-CWT 2018年7月第4週)

ベアフットにダイポールにリストラ(再構築)して再出発から3回目です。

で、うちの真上には、




関電の持つ迷惑な、飛騨旧幹線と呼ばれる150kVのハイパワー電線が通っており、こいつのせいでノイズがバリバリなのですが、低いダイポールにしたらS/Nがとても良い、静かに聞こえる。

ひょっとして軒下くらいに低いのでトタン屋根の陰に隠れていたりするからかも? と思うわけです。

むろんベアフットなので中々取ってもらえないけれど。


結果 (ローパワー部門 30分の参加)




夏の14メガはむろんのこと、7メガのCondxも良く、粘ればもう少しできそうでしたが5QSOでヘタレです。


部門順位




出るとラスかと思っていましたが、まだ下に2局いました。


・・・今年になって、CWOPSのリフレクタでもRBNのリフレクタででもですが、海外アマチュア無線事情がシフトというか解脱というか、停滞局面を脱したようで異常に賑やか、

コソコソしているJAとは違う、誰も彼もが自分の意見を堂々としゃべり、激しく若々しく働きかける場になっているのは喜ばしいことです。

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2018/07/28

あっという間に返信されてきた新スプリアス基準合致の移動免許と今後の1.2ギガ帯の剥奪のゆくえについて

さすが内輪の総通あての郵便物は全速なので、7月19日に投函したレターパックライトは翌朝10時には名古屋白壁に到着、

現代に大きく変化する通信行政に大忙しの中、ドシロウトのアマチュアなんぞにかまっておるヒマは無いのでバイトのオバチャンがやったんでしょう、

あっという間の5日後の7月25日に新しい免許が届きました。まだ平成なので、平成35年までの貴重な平成免許です。

2枚目には噂に聞いていた但書があって、






無線設備規則のなんとかかんとか云々の基準(新スプリアス基準)に合致することの確認が取れていない無線設備の使用は平成34年11月30日までに限る免許です。

で、どうもこのごろ町の声を伺いますと、元々二次業務な1.2ギガが剥奪されてしまう、、。




圧力掛けてプッシュして引き替えに何かゲットせねばならない!!、と声高に叫ぶ声が聞かれますが騒ぐ労力だけムダです。

いったいにこれまで、シロウトアマチュアが社会になにか貢献したことがあるのか?

自問してみればあきらかであり、新たなバンドももらえないし、ギガヘルツバンドは5爺とか放送とかドローンとか、一般の社会に役立つ用途に用いられるので全部消滅です。

つまり、但書に、「新スプリアス基準に合致していない無線設備の使用はダメだよ」、と、わざわざ言われなくとも、バンドがそのもの消滅していて電波が出せないので、今回来た4年免許は、実質的には無問題の5年免許でした。

でもこれは悪いことでもないので、いずれ6m&ダウンやフィールドデー、全市全郡コンテストなどはVU=70センチまでの3バンドでよくなり、アンテナ上げたり新しいトラバタ用意する負担や経費が無くなりラクラクになります。

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2018/07/27

ラジオニッケイ9メガヘルツの停波とHFドップラ研究のついの終焉について

震度5程度の生半可な地震ではもう誰も騒がない、誰も忘れているが、先月大阪で大地震があって、

やはりHFドップラで電離層の変化見ておいたほうが良いだろうと思い直し、ラジオニッケイ長柄・9MHzで観測を再開した矢先のことでした。


<9MHz帯は休止し“大規模災害の緊急放送用”に>短波放送局「ラジオNIKKEI」、2018年10月1日からは6MHz帯(6.055/6.115MHz)中心の送信体制に変更!!・・・ハムライフ.jp


変更!! じゃないでしょ。

突発的電離層で地震が予知できるかも知れないなどといふ寝言は日本では誰にも相手にされなかったです。

だがスバールバル・JWなどにも電離層観測に行っているニュージャージー・NJITの若き助教、W2NAFなら興味を示すのではないか?と、





イオノグラムに天気図と地震を併せた一枚のWebページをNJITのサーバに保存してくれないか?、W2NAFの自分の研究に使ってもらって良いからと託し、メールしようとした矢先にこれかよ。


では、 「平均的には6MHzがどの季節もどの時間帯も最も聴こえやすいことが分かったためです。」とおっしゃるその6メガを聞いてみますと、






弱くて変調浅くて何言ってんのかわかんねーよ。

ソウルHLL・5858kHzの3キロワットの聞こえ方と比べてみたら、こいつ50キロワットなんてぜったいウソだろう。

玉音放送にも近似した、モゴモゴと何言ってるのか不明なアナウンスによれば、「放送と通信の融合がどうしたこうした」だそうで、カネが無いのは解りますけど、その言訳としての、


(9.595MHz/9.760MHz)は休止するが、大規模災害の発生時などには緊急放送にあたるという。

これもまた真っ赤なウソです。

なぜなら元々聞こえないものが大規模災害発生時にだけ聞こえるわけが無いし、停波した途端に他国にイスを奪われるからです。

そして海外向けにナイス周波数の31メーターバンドは在外日本人が聞いている可能性がある。

たしかに短波放送は世界各国、予算も無いし縮小傾向ではありますが、地を這う短波を蔑ろにしている国はありません。

なにしろ私たちは短波帯の標準電波も持たないの、恥づかしくないの?


・・・そういうことでカネはおろか意思も皆無な日経新聞、、




やる気ももう無い調布電通大のJG2XA亡き後、分の時間オーダーで変化するEスポを良く現していたJOZ3、

止めたり再開したりドタバタしてた私のHFD研究は一生おしまいです。 やれやれ。

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2018/07/26

IARUのアマチュアバンド侵入モニタ、2018年の年次レポートが出たさうです

わたくしも勝手にその一員となったものの、その後全く活動してないIARUのバンド侵入モニタシステムですが、2018年のレポートが出ていました。

IARUMS reports on intruders in ham radio spectrum・・・サウスゲーツ

IARU-R1 Monitoring System reports Iranian radars continue to intrude in the Amateur Radio primary 28 MHz band and a digital signal from Sevastopol, Crimea causes interference on 7032 kHz

このあたりはアツイところ。

レポートPDF

http://www.iarums-r1.org/iarums/news2018/news1806.pdf


相変わらず仲が悪い同士で中々味わい深いですが、



こういう美しいのを捉えたいところで、自分が毎日聞いてるのは、






7039kHz、ロシヤンビーコンのMとFですが、これはCondxの良い目安になるし、わたしは親ロシア派なので許す。


IC-7200を手に入れてからNHK中波ばかり聞いてますが、久しぶりに3.5メガでもモニタしてみるか。

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2018/07/25

1λ 水平ループスカイワイヤアンテナを張ってみる (カムバックハムへの道 第14弾 アンテナ改良編)

アンテナ=antenna=触覚





、、、

自分でやっててアタマ悪そう、、。

いったいにワイヤが6本も絡げ、敷地のあちこちに広げてるよなセンス皆無のアンテナ上げてて自分で恥ずかしくないの?

尖端のあるよな、先っちょでバチバチ言うの。

フルサイズならまだしも、さらにはトンガリキャパシティハットをおっぴろげてカミナリを呼んでるアホも居るな。


そこで脚光を浴びるのが整数倍波がザクザク同調する、尖端の無い1波長水平ループです。通称ループスカイワイヤアンテナ。

こういうの。





JAでは、ことしの9月に百賀の祝いを迎えられる、JA1AA・庄野OMがトップバンドにおいて実行され、QRPで檄強な信号を送り込んでおられたのが思い出されます。

これは1/2λのダイポールを、<>型の2エレ水平八木~フォールデッドダイポールにしたものではないか? そしてインピーダンスは300オームなんだろう。


そういうことで、80mバンドの1波長水平ループを建てる計画を立案中ですが、80メートルって結構な長さで厄介なのだけれど、幸いダイヤモンドアンテナのW-735をすでに上げており、これが1/2λを23メートルの半分に短縮している、

ということは、残りの1/2λ=40メートルのワイヤ足して合計60メートル=一辺約15メートルで良いことになります。これならずいぶん楽になります。

作成方法は、4:1のカレントバラン作ってやって屋外ATUでチューン、

用いますは、







信頼のアイコム社さま謹製、AH4。


で、イムピーダンスとか電圧腹とかダメな長さなどをアイコム社さまのAH4サポートページに問い合わせてみますと、


しつもん=アンテナエレメントをループ状に接続したい。

お答え=

ループ状の接続は、簡単に言いますと、アンテナ端子をショートして送信する様な動作となるため、動作保証の範囲外とさせていただいております。

~ホット側とコールド側をショートさせるケーブルは、なるべく太い線材を使用し、少なくとも30m以上の長さとしてください。(小ループの場合は、何重にも巻くか、途中でコイルを入れて解決してください)



CQ誌などで盛んに喧伝しているスモールループ(商品名=マグネチックループ)に噛まして爆発させるバカが後を絶たないんでしょうな。

遠方の磁界ループアンテナなんていうのは存在しません。

MLA48とか寝言こいてるひとたちに、アイコムさまは、よくこんなの相手にしてるよねえ。

といっても、わたくしのやろうとしていることも危険な2/2λ長のATU任せ、どこでなにを踏むのか解らない地雷アンテナであって、AH4を暴発させる恐れも充分あり、同じくドシロウトなところです。

失敗なら元に戻すのは簡単だし、今は暑いんで計画練って、秋になったらやってみるか。

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2018/07/24

日本のCQ誌さまはページのキンドル切り売りをお願いします!! (CQマガジンを読破する 第5弾)

<特集は「アマチュア無線家のホームセンター活用」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2018年8月号を刊行・・・ハムライフ.jp


つったって今どき970円も出して低レベルのキコリの国内コンテスト指南なんか誰も読みたくも無いわけですよ。

紙は重いので家は傾くし、読み終わって縛るのも面倒、、、

そこで俄然存在意義を増すのが切り売りです。 っていうか、かつての御伽草子(?) 

、、かつて遠い昔に発足した、分厚い長編小説から、手軽に気軽に読める短編への流れです。


たとへばアメリカはヴァージニアのKS4ZRが編集発行しているThe Spectrum Monitor、

http://www.thespectrummonitor.com/index.aspx


っていうのがあって、SDR特集なんかは、いまいちおぼついてないなあ、っていうのですが、こんなの↓



The Development of Police Radio Communications in the United States By John F. Schneider W9FGH





ほか、第一次大戦時のBBCのことなど、大OTさんのお話。

オーラルヒストリーといいますか、日本で言うと、以前にCQ誌でやってたJA1AEA、カナマチのおっさんの昔の口伝ホラ話、

あるいは初歩の基礎的なことを学ぶには西オーストラリアのVK6FLABがやってる Foundations of Amateur Radio、





どちらも3ドル、300円ほどで一瞬でダウンロード、キンドルでサクっと読めてゴミにもならない、なんなら自分にとって大切な部分は印刷して保存しても良い。

だいたいが今どきに高騰の印刷代や紙代、インク代使ってるよなのは前世紀の遺物であって、キンドル切り売りにすればCQ出版社さまにとっても低コストで儲かるでしょうが。


アマチュア無線のホームセンター活用なんていうのはとってもナイス特集だと思いますし、CQ女子無線部FBガールズ部分だけ買っても良い、

そして執筆者には、自分の書いたページの売り上げに応じた執筆料を支払う。

そうすればキコリのコンテスト指南なんていうクダラナイよなのは読まれなくなり淘汰され、ページには読者の求める良質な記事しか存在しなくなる、

取次も要らない、広告取りに毎月必死に走り回らなくとも良くなる、、良いこと尽くめです。


こういうのが良心的出版社のありかただと思うので、ぜひキンドル切り売りをやっていただきたいと、この場で祈念します。

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2018/07/23

fldigiをIC-7200、USBケーブル1本でデジタルモード ( DMC RTTY Contest 2018 ) カムバックハムへの道 第14弾

Digital Modes Club (DMC)





デジタルコンテストのカンバックハムが、私も所属しているといふDMCのコンテストであったことを栄誉に思います。

で、USBケーブル1本でRTTYをやってみよう!! 、つっても、どうやらIC-7200でのN1MMはCOMが2本出てないんでPTTが利かないらしい、

イギリスのヒトが作ったICOM用のCOM割るアプリなどいろいろ苦闘してみてみましたがダメ、

といふことで、fldigi単体のAFSKでやることにしまして、






どえらい苦労してマクロも組んでできました。 合計11QSO。


fldigiの優れた性能はすでにN1MM上で知っていますが、やはりAFSKではいろいろ心配、コンテストロガーじゃないので面倒、ということで、USBケーブル1本で全部やるシリーズはあきらめ、デジタルI/Fを買うことにしました、もったいない。

でもアイコムの、USBケーブル1本で何でもできることは優れていると思います。ヤエスなんかSC-なんとかいうわけワカランの使わなあかんですから。

けだし、




デジタル時代においてDMCも大盛況、私が2012年に会員ナンバー5000番台なので6年で倍に増えており慶賀の至りに存じ上げます。


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2018/07/22

IC-7610が当たる!! ギガパーツでクリアランスセール クジ引き大感謝祭が開催

日本では猛暑といわれ、みな苦労なされていますが飛騨ではすでに秋の風が吹いています。

おそらく季節は今年から、ひと月早まったのだろうと思います。

そんなところにギガパーツさまからメルマが届いたので見てみますと、






氷をイメージした涼しげなブルーをバックに、トップにでかでかとIC-7610が。

ENTERしてみますとクジ引き応募ベージ、

http://www.gigaparts.net/sweepstakes/

に飛びました。

ちょうど営業開始の時間だったらしく、チャットでおっさん店員がポップアップしまして、

これが女の子だったら細かくて解らないルール説明を尋ねてもよかったのですが、IC-7610が欲しくて欲しくて堪らないかたに於かれては、要項をよくお読みになった上で応募なされてはいかがですか?

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2018/07/21

The Russian Radiosport Team Championship & 電通大コンテスト 2018

国内コンテストへのカムバックハムが栄誉ある電通大コンテストであったことを嬉しく思います。

まずは07Z開始のRRTCから、

結果



軽く10QSOで、ログ早出し競争は、






世界一位。


次17JSTからの電通大は7メガスタートです。

で、ルールのうち、


禁止事項
本コンテスト開催中に,インターネット等を通じて外部からの運用情報の入手及び外部への運用情報の発信を行う事を禁止とする.(例:RBN,クラスタ等)



ここで電通大の皆様に気をつけていただきたいのは「外部」の意味です。

JARLコンテスト規約では、「運用場所は一箇所とし、運用範囲は直径500mの円内とする」と定めていて、電通大の規約では、むろんそれより外のRBN、クラスタ、電話、

あるいは他人のNICTのイオノグラムなどのデータを参照することは禁止と解りますが、自分の範囲内のローカル、





自分の設備内にある自分のSDRでCW Skimmerでデコードしたのを参照することは可か不可か?

世にはCWスキマを使用しているかたは多数おられ、また、RBNに接続していない内輪の隠れスキマは多くあります。そのへんをご考慮いただければと願います。


同日追記:
世界の標準、最上位クラスであるWWDXのルールには、シングルオペにおいて禁止されている、QSO finding assistanceとして、以下の事項が記述されていました。


The use of any technology or other source that provides call sign or multiplier identification of a signal to the operator. This includes, but is not limited to, use of a CW decoder, DX cluster, DX spotting web sites (e.g., DX Summit), local or remote call sign and frequency decoding technology (e.g., CW Skimmer or Reverse Beacon Network), or operating arrangements involving other individuals.


これをお読みいただければお解りいただけると思います。


・・・次にお願いしたいのはログ提出、

書類の提出方法
電子メール
JARL電子ログ提出のフォーマットに従って8月31日までにuectest-logs(a)ja1zgp.com (自動受付)まで.ただし,メールは必ず「テキスト形式」で送ること.



いったいにJARL形式のログが吐けるロガーはCTESTWIN、zLog(これはRev.1だけ)、RTCL、ターボハムログ程度、世界でごくわずかです。

これから未来の国際的に飛躍なされる電通大の皆様に於かれては世界標準のCabrilloにしていただきたい。

でないとわれわれN1MMなどの海外ロガー使いはログが提出できません。

そして、添付で電子メールで送るなどといふ前世紀のことをやっておらずに世界の潮流に合わせ、RRTCのようにWebフォームで、部門なども互いに丸め、ラクラクに提出できるようになることをこの場で祈念します。


結果




約2時間の参加ですが、ログが出せないコンテストはIARUでやることにしているので実は相手のかたのコンテストNrは取ってません。

ですが、ひさびさに懐かしいかたがたとお目にかかれて良かったです。

私のバカランに呼んでいただいたかた、どうもありがとうございました。

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2018/07/20

再会の日のCWOPS Mini-CWT (2018年7月第3週)

財津和夫に、「再会の日」という曲があります。





ハモンドオルガン、ゴスペル調のメロディーライン、またしてもどこかで聞いたことあるなあ、と思いますが、チューリップを勝手に自分で解散したのを自分で勝手に再結成したときの記念の曲です。

わたくしも勝手に解散したミニCWTですが、変更届も出したこととて約5ヶ月ぶりに訓練として出てみました。

IC-7200のベアフット、初めてのローパワー部門に低いダイポールです。

結果




なつかしいW7SW、Scottyおじさん他、なつかしいかたがたと再会できて7QSO。

地を這うようなアンテナでも意外とできるなあ、というのが印象です。


順位





どのみちどこに居てもラスなんですが、ダンシャリで心機一転したと時を同じうしてCWOPSのWebサイトも刷新され、

https://cwops.org/




リロードごとにすばらしい質感の電鍵が次から次に見られる、新しい境地の、じつに美しいサイトになっています。


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2018/07/19

アマチュア免許申請には 電波利用 電子申請・届出システム Lite を使ってみよう!!(カンバックハムへの道 第13弾)

おととい、総務省さまからナゾのスパムが、、



件名:総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite からの免許に関するお知らせ

~アマチュア無線局の免許の有効期間は、免許の日から5年です。~本メールの記載内容に関して身に覚えがない方もお問い合わせください。
http://www.denpa.soumu.go.jp/public2/contact/index.html



メールの内容になんかまったく身に覚えも無えよなあ、何かのダマシなのかな?、と、

、と、ふと、そういえばちょうど移動50W免許の免許切れの半年前だ!、5年前の再免許は電子申請してみた覚えもあるなあ、なるほど親切だ。

世では電子申請システムLite、FT8などで討死してるかたが多数なようですが再免許程度なら難しくないだろう、とやってみました。


まずログインIDなどがワカランので「忘れてしまった場合は~」を押していくと、





タブが開きまくり循環しまくり、ブラウザを推奨と思われるIEにしたら固まるし絶対に目的地にたどり着けない、、

さすが鬼気迫る気迫の充満したNTTデータの追い出し部屋製だ(富士通かNECの追い出し部屋かも)。

電子申請だと1,950円、日本郵便で出すと3,050円という微妙すぎる金額設定に通信の全般を司る逓信省の苦悶が想われ、ひとしずくの涙を誘いますが、わずか1,000円ほど惜しんでこんなもん使ってるひとの神経が解らん。

世にはヒマ人が多いんだろう。



そういうわけで従来通り紙で出すことにしまして印刷、





ちゃんと電波利用料も5年分を前納です。偉いよねえ。


今回のキモは新スプリアス規定のトラップワナで、免許の内容は最初のリグのIC-706Mk2GMにIC-7000Mを足してあるロンパリ、

、、しかも1.2ギガはギテキもなんもない自作トラバタ10ワットというところに妙味があります。むろん知らんぷりで5年延長希望、そのまま出しました。



総務省、電波利用料をトンデモ使用~国民訴訟制度の創設を~・・青山貞一 環境総合研究所顧問


わたしたち現場では日本医科大の佐野局長よろしく熨斗袋に1万円入れてでも局免ウラ合格させて欲しいというのに世の中にはこういうヒマなひとも居るでしょうな。


・・・ですからこのブログをご覧になった名古屋白壁・東海総通のかたにおかれては、電波利用料で豪華温泉慰安旅行でもレクリエーションでも何でも楽しんでもらって大いに結構、

プラズマテレビやカラオケセット買ってもらっても一向にかまわないですから書面の内容はいっさい見ずに、そのまま直に5年免許を返信封筒に入れて返送してください。

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2018/07/18

非常通信用 PACTOR~VARAモード~Winlinkの準備を始めました (カムバックハムへの道 第12弾 ひとまず準備完了編)

先月、総通さまから、


「平成29年度電波利用状況調査結果についての評価(案)」に対する意見の公募・・・総務省

http://www.soumu.go.jp/main_content/000552365.pdf

締め切りのギリギリで、相手の言い分である=「HF帯は今後も需要が見込まれ、適切に利用されている」

の逆手を取って、「非常通信のために5MHz帯の狭
帯域デジタルの解放」をお願いしておきました。

以前、総通からアマチュアさんに対して親切に、「5メガをあげるよ!」、と言ってきた時には、「5メガの意義を解ってない連中が道の駅やらかしたり荒らすだけだから不要」の立場でしたが、考えが変わったのはカリブに大被害をもたらした、昨年のハリケーン・イルマです。






このときHF帯での非常通信用・広帯域高速PACTORの使用に対し、揉めに揉めて、

FCC Grants Temporary Waiver to Permit Higher Symbol Rate Data Transmissions・・・ARRL


ARRLにお家騒動が勃発しましたが、アマチュア無線の存在意義が非常通信にしか無い現在、時代の流れはPACTORでしょうが。 ARRLも折れました。


いま、WRC-15協定を元に、

China soon on 60m・・・サウスゲーツ






日本以外の世界的にドンドンと非常用5メガの解放が進んでいるといふご時世に、4630kHzのたった1kHzで「ヒゼウヒゼウ」なんて誰も理解できないトロクサイよなことやってるよな国は存在しません。 

クソ忙しい自衛隊さんなんか4630kHz、誰も聞いてないって。


これからの非常通信は短波帯PACTOR~Winlinkによる安心確実な分散型電文転送系RBBS Emailシステムです。JARLが管理してるよなD-Star網なんか当てになるわけがないじゃないか。

旧来のVU帯RBBSだと見通し外通信ができないのでリレーに多数の人員が必要でしたが、もし5メガという、一日中国内に開けているバンドが許可されたら、JA各エリアにひとつ程度=10個ほどのゲートウェイがあれば良いだけです。

今回の西日本水害では広範囲な被害なゆえ近くから救援に行けず、また情報の共有が上手くいかずに問題が顕在化しました。

今後は組織を横断した、包括的かつ統括的な大規模災害救助網が必要になってきます。


・・・ではここで世界のWinlinkゲートウェイの稼働状況を見てみますと、




アジアにはひとつも存在しません。

Winlinkのユーザ登録は簡単なので、WinlinkのページからクライアントアプリやTNCエミュレータをダウンロードする際に、ドネーションとして、 Amateur Radio Safety Foundation, Inc. (ARSFi)に24ドル、PayPalで送金すれば良いだけです。

そうすると[MYCALLSIGN]@winlink.org というIDというかメアドがもらえて使えるようになります。もちろん有線のインターネットにも繋がっててブラウザでWebメールも見られます。

TNCエミュレータにWINMORというのを選んで立ち上げた図。





この図は災害の本場、近場のKH6にコッソリすこしアプローチを仕掛けてみて失敗してる図です。

最適なゲートウェイは ITS HF Propagationデータを元にアプリがやってくれるのですが、







やはりKH6のこちら夕方が良いようです、っていうか今はJAからはKH6にしかパスは無い、ウインドウ狭すぎ、EMEより難しいかも。

現状、PACTORの1番の免許のみしか持ってないので追加の届け出をせねばならないのですが、あるかたから、いまのWinlinkの最新はEA5HVK局開発のVARAというモードらしく、





諸元がぜんぜんわかんねえなあ。

まあいいや、なんか書いておけばなんとかなるだろ。送信機の取替え共々、変更届け出しました。

ですからこのブログを見てる東海総通の技官のかたに於かれては、目を皿のようにして諸元表を見るのもお忙しいところ時間の無駄であり、手間をおかけするのも申し訳ないですから1ミリも見なくて良いのでそのまま通してください。


・・・これまでひと月近くもカムバックハムの準備を行ってきましたが、これを機に完全に新スプリアス規定に沿ったきれいな免許になり、ようやく準備完了です。

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