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2018/10/09

フラッグポールアンテナのススメ

海外、とくにパトリオットなアメリカでは、「フラッグポールアンテナ」という分野があって、一定の市場があります。

「CC&R and HOA APPROVED!」とか書いてあるやつ(CC&Rはアメリカの不動産の制限、HOAは全米家主協会)。


とくに最近、アマチュア無線が景観を悪くする標的として攻撃され劣勢な風潮の中、「とりあえず国旗揚げときゃなんとか見逃してもらえる」 っていうので、近年、アンテナメーカーも力を入れているようで、トップにダミーで国旗を掲げているポールアンテナ、

ポール使ったGP、あるいはポールから引き下ろしたステルス的ウインドムアンテナとか。

これらの涙ぐましい努力をワッチするのもアマチュア無線の楽しみなのですが、中で、けっこうダイナミックなやつを見つけました。





こんなもんバレバレだろう、っていうとそうでもないので、アマチュア諸兄姉はよくご存じの通り、一般通常人にはアンテナは目に入らない盲点を利用したものです、

、ってもタカの目をした隣のオバハンにはひとめで見破られそうですが。

今まではアンテナ放題だったJAでも、 近隣のキビシイ目がトゲトゲになってきています。

ここはひとつ、隣のオバハンに咎められる前に、あらかじめ、アパマンのひとも7メガの5エレのひとも、豊中の服部天神商店街を見倣い、協同して、祝祭日のみならず、「みんなで毎日アンテナに日の丸、一斉掲揚運動!」、


日の丸を一斉掲揚 大阪・豊中の服部天神商店街  - 読んで見フォト - 産経フォト・・・セロン




JARLが主体となってやってみてはいかがでしょうか?

いま、憲法が改定、自衛隊が軍隊にでもなりそうな勢いの機運の中、JARLへの入会者も、がぜん増えるかもわからないですよ。

世論には、つねに鋭敏でありたいものです。

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2018/09/16

クモの巣からタコ足へ~MFJがオクトパスアンテナを推進 (ナゾのアンテナシリーズ第6弾)

MFJのフィードからComing soon!との新たなプロジェクトとしてこんなもんが流れてきまして、







なんだこれ? と検索してみますと、

The "Octopus" Antenna・・・N1GY

This article won the QST Cover Plaque Award for December 2007 I was very honored and humbled to receive this award.

というので、




なるほど。

モビホを対に8本で=4バンドを実現するタコアンテナ、つまり同時給電ファンダイポールを天空高くタコ足に展開したものなのですね。

言われてみれば誰でも考えそうですが、ありそうで無かったことをやるのがクリエイティビティであって、QSTで賞を取るのも頷けます。

で、眼光鋭いホークアイ(鷹の目)を持つMFJおじさんは見逃さない、自社のこんなよなモビホ、






HamTenna Whip(TM)と呼ぶ、ローバンドのやつでも18ドルとかの安もん、長さは2m程度。

これをお好みの4バンドx2本=8本揃えてもたったの100ドルでコンパクト&ライトウエイト4バンドをQRVできるというナイス戦略的製品なのでしょう。 

センターの八角の治具もプエルトリコあたりでごく簡単に作れるものです。

MFJおじさんは去年は安もんクモの巣アンテナを流行らせましたが、つねに世界に目を光らせての、「安もんだけを世界から」の精神は学ぶところ多であり、わたくしも本業において、MFJ精神で邁進したいと、改めて意を強うした次第です。

==
同日追記:

New! MFJ-2100, $99.95.


ということで、



予想通りなのが出たようです。

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2018/09/12

ローバンドのアンテナを再構築しました (2018年 秋のアンテナ祭り・第2弾)

いま、全国で被災されたかたをテレビや新聞で見るにつけ、アンテナ祭りなどというふざけたような言葉を使うのも憚られます。ですがいま、 

米東海岸に大型ハリケーン接近、3州で避難命令・・・CNN






アメリカのMLではKeep Safe!の言葉が飛び交っている中、自分の目的としての非常通信のために行いました。

ちょうど北海道が地震でたいへんだったころ、DX.Engeneeringからこんなフィードが流れてきたです。

いわく、






パーフェクトフォアテンポラリーなTWアンテナってなんだろう?とヴィジットしてみますと、

HF Portable Stealth Antennas・・・DX.Engeneering

ステルスアンテナが花盛り。

移動用TWアンテナはともかく、MFJのトゲトゲのマルチバンドGPのどこがステルスなんだ? と思いつつ眺めてたらこんなものがあったのです。






ステルスアンテナの雄、カメレオンアンテナ社の80m、1λ長ループスカイワイヤアンテナ。わたしの上げようと思ってたやつと同じだ!

ではここで、eHam.netの評価を見てみます。

Reviews Summary for CHAMELEON SKYLOOP
https://www.eham.net/reviews/detail/11785


全員の評価が Rating: 5/5 って怪しすぎるだろー。 しかもPYの局が、

an antenna tuner is required. In my particular case, the worst band is 40m with a SWR of 4.5:1. But hey, the tuner can handle this

っていうの、やっぱアンテナとしては良くないですね。 キッパリあきらめがつきました。

さりとて同じく安易に走るウインドムも同じくダメダメだし、やはりきちんと1/2λ、センター給電のダイポールを上げることにしました。


・・・3.5メガと7メガはダイヤモンドアンテナのW-735がありますからそのまま逆Vに上げれば良い。問題はこれからの低SSN時代にますます重要度を増す10メガです。

実現する方法は三通り、

(1)W-735の給電部に共付けして同じく逆Vに張る=線が下に扇形に広がってみっともない上に飛ばない。

2)同じくW-735の給電部に共付けしてGPにする=ベランダにグラスファイバポールをしっかり固定する手段が面倒、またベランダ汚くなるのでやめ。

とすると残る道は、

(3)別途GPを建ててやる。

です。

せっかく家の周りをきれいにしたのにまたしても長い竿が庭から立ち上がってしまうので、この手法もあまり見場が良くないのですが、ハワイのWinlinkゲートウェイに繋ぎたい一心で建立しました。





下のエレメントは東に向けて、いちおう気分でハワイにビームを出しています。 打ち上げ角はそこそこDX向きでしょう。

10メートル長グラスファイバのトップを抜いて9mで使っていますが、それでもフラフラなので、安全のため、もう1段抜いてもよかったかもしれません。

そして台風で下ろしていたW-735もがっちり固定して再度上げ。

下ろし損ねたルーフタワーのほうは、テレビアンテナの修理のために屋根登って転落したかたが居られるようなので放置、

ステーの緩みが気になりますがもう屋根には登らない、アンテナ祭りはこれでおしまい、冬台風が連続で来て大荒れになりそうな冬に突入です。

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2018/09/05

台風一過の秋のアンテナとホンジェラスで非常通信Winlinkの重要性について

台風21号、死者11人に 住宅300棟超に被害・・・朝日新聞

まずもって、今回の台風の被害に遭われたかたにお見舞い申し上げます。

こちらでは、「飛ぶなら飛んでしまえ」、と思っていたルーフタワー、






何ごともなく生き残っていました。

明治の唱歌、「戦友」における、「思いもよらず我一人 不思議に命ながらえて、赤い夕日の満州に」の気分です。

そんなおりに中米ホンジェラスからの外電を見たです。


Ham Radio Equipment for Emergency Communication Delivered in Honduras・・・ARRL

The Honduras National Telecommunications Commission (CONATEL) on August 22 delivered Amateur Radio equipment to COPECO — a government disaster-organization coordination agency — for use in an International Telecommunication Union (ITU) pilot project that aims to take wider advantage of the Winlink HF email system for emergency communication. 






ITUがパイロットプロジェクトにおけるWinlink Eメールシステムの非常時における通信の広くアドバンテージです。

で、いまのところ、WinlinkゲートウェイはJAには存在せず、







遠くハワイやUA9、VKZLにしかありません。

それらのゲートウエイにアクセスするのに、いまのCondxではベアフットにダイポールでは無理です。なぜなら彼らは近場の通信確保のためにNVISアンテナ使ってるから。

こちらからは最低でも3エレ無いと苦しい。


台風が去った後に下ろしてしまおうと思っていたルーフタワーですが、ローカルOMさんからの、「下ろすのはいつでもできるからそう慌てるな」のアドバイスも頂戴し、PACTOR・Winlinkの学習のため、もう少し生かしてやることにしました。

当地は四方を高い山に囲まれて居るので風の心配はあまりなくて、雪で持って行かれる危険性のほうが高いのですが、荒れそうなこの冬、

雪で持って行くなら持っていけ!、の精神で参りたいと考えて居ります。


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2018/09/01

強力台風到来を機に、ウインドムアンテナについて考える (2018年秋のアンテナ祭り 第1弾)

台風21号 今年最強レベル 週明け列島へ・・・日本気象協会

何百回目の今年最強なんだよアホか、とも思いますが、





あっとこれは、かなりきまづい伊勢湾台風コースです。   あのときはうちは屋根飛ばされたそうで。

当てにならないスパコンの予想では紀伊半島に進入時の気圧は940ヘクトパスカル。 気圧配置を見ると予想中心線よりすこし西に逸れると思いますがどうか?

これを合図に秋のアンテナ祭りを開始、2本のグラスファイバーポール・トンガリアンテナを畳み、家の周りを片付け、防備体勢に入りました。


で、当初の秋のアンテナ計画としては全長=電気長80mのループスカイワイヤ、

こういうの↓





敷地にダイヤモンド型におっ広げる計画でしたが、国内コンテストやってても遅くてツマランしDXコンテストには飛ばないしWinlinkへのハワイゲートウエイは遠くてぜんぜん届かないし雪や風に弱いしでアマチュア無線のやるき皆無、

だがせっかく仕入れた貴重品のIC-7200もあることとて、必要最低限の、「1本でマルチバンドに出られる、もっとも簡単なアンテナ」としてのウインドムアンテナに計画変更しました。


・・・商品名としての自称ウインドムアンテナにはいろいろな種類があり、タダのオフセットダイポールをウインドムと呼ぶのもアレなんですけど、御大、W8JI局の説明が解りやすいでせう。


Windom off center fed・・・W8JI


Loren G. Windom, ex- W8GZ, was instrumental in the development of the Windom antenna. Loren lived in Reynoldsburg, Ohio. Loren was originally 8ZO from Columbus, Ohio in 1922. 


で、ここでの彼の知見は、ウインドム氏のオリジナルでは端から1/3のところにオフセット給電するのが従来のありかたであったが、すこしずらして1/4のところで、良好な4:1カレントバランで受ける、と、







WARCや21メガ含む、ちょうどアマチュアバンドのところでSWRが2以下の良好なマルチバンドダイポールになります、、ってホントかよ。怪しすぎるだろー。

だがまあ良いでしょう。

作業はごく簡単、





今上げているダイヤモンドアンテナ、7と3.5メガの2バンド1/2λのセンター給電短縮ダイポール、W-735のエレメントの片側を、電気長で1/4ほど残し、あっちをこっちにひっつけ代えるだけです。 

コモンモード電流が避けられないのが難点ですが、昔と違ってベアフットなのでさほど問題にはならんでしょうが。

まともにやろうとすると、こっち切ってあっち足しての調整が超絶に面倒なのですが、もうそういうのもやらない。SWRは5かそこらで良いATU任せです。 4:1カレントバラン作ってやってみるか。


・・・いくらアンテナ賠償責任保険に入っていたとしても、エレメントが風で飛んで、隣の家や歩いているひとに突き刺さっては終わりです。

防災の日の今日にアンテナ仕舞いをできたことはとても良いことでした。残るはいよいよルーフタワーの撤去です。

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2018/08/16

C-Poleアンテナに挑戦してみる (ナゾのアンテナシリーズ第5弾)

よく働いてくれたミニマルチのトライバンダもいよいよ秋には撤去(の予定ですがどうなるだか)、

代わりに上げてある14メガのフルサイズGPでは心許なくなってきて、なにか簡単でナイスなのはないか? ネットの海を探していましたらありまして、

曰く、


C-POLE PORTABLE ANTENNA FOR 20M・・・HB9CTN


こういうの↓




なんかヘンな寸法ですが足してみると1λ、、のループでもない、インシュレータで分離してある。でも50オーム直結で行けるらしい。

さらに探ってみますと、

The C-Pole-Antenna, Examples for 14 and 50 MHz (by DK7ZB)


初出が、

The C-Pole had been described first by Brian C. Cake (KF2YN) in QST 2004, No. 4, P. 37-39 "A Ground Independent Vertical Antenna".


エレベーションアングルは、





けっこう良さそう。 ですが、次の文面を読んでわたしはコケた。



The gain of the antenna is -0,75 dBd in free space.

フルサイズなのにマイナスゲインじゃんかよ。

といふのは、これはVCHアンテナのようなオフセンターフェッドGPの、いやらしいファクタである地面部分を避けるために天空に持ち上げて構成している簡便GPであり、

たしかに洗濯物みたいに気軽に木にぶら下げてポータブルしているひとも見られましたが、アンテナ動作として無理してるゆえにタテ部分で何か打ち消し合ってマイナスっているのでしょう。

またしても夢のアンテナは存在しないことが判明しまして再びナゾのアンテナ探し、あてどのない旅に出ます。

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2018/07/25

1λ 水平ループスカイワイヤアンテナを張ってみる (カムバックハムへの道 第14弾 アンテナ改良編)

アンテナ=antenna=触覚





、、、

自分でやっててアタマ悪そう、、。

いったいにワイヤが6本も絡げ、敷地のあちこちに広げてるよなセンス皆無のアンテナ上げてて自分で恥ずかしくないの?

尖端のあるよな、先っちょでバチバチ言うの。

フルサイズならまだしも、さらにはトンガリキャパシティハットをおっぴろげてカミナリを呼んでるアホも居るな。


そこで脚光を浴びるのが整数倍波がザクザク同調する、尖端の無い1波長水平ループです。通称ループスカイワイヤアンテナ。

こういうの。





JAでは、ことしの9月に百賀の祝いを迎えられる、JA1AA・庄野OMがトップバンドにおいて実行され、QRPで檄強な信号を送り込んでおられたのが思い出されます。

これは1/2λのダイポールを、<>型の2エレ水平八木~フォールデッドダイポールにしたものではないか? そしてインピーダンスは300オームなんだろう。


そういうことで、80mバンドの1波長水平ループを建てる計画を立案中ですが、80メートルって結構な長さで厄介なのだけれど、幸いダイヤモンドアンテナのW-735をすでに上げており、これが1/2λを23メートルの半分に短縮している、

ということは、残りの1/2λ=40メートルのワイヤ足して合計60メートル=一辺約15メートルで良いことになります。これならずいぶん楽になります。

作成方法は、4:1のカレントバラン作ってやって屋外ATUでチューン、

用いますは、







信頼のアイコム社さま謹製、AH4。


で、イムピーダンスとか電圧腹とかダメな長さなどをアイコム社さまのAH4サポートページに問い合わせてみますと、


しつもん=アンテナエレメントをループ状に接続したい。

お答え=

ループ状の接続は、簡単に言いますと、アンテナ端子をショートして送信する様な動作となるため、動作保証の範囲外とさせていただいております。

~ホット側とコールド側をショートさせるケーブルは、なるべく太い線材を使用し、少なくとも30m以上の長さとしてください。(小ループの場合は、何重にも巻くか、途中でコイルを入れて解決してください)



CQ誌などで盛んに喧伝しているスモールループ(商品名=マグネチックループ)に噛まして爆発させるバカが後を絶たないんでしょうな。

遠方の磁界ループアンテナなんていうのは存在しません。

MLA48とか寝言こいてるひとたちに、アイコムさまは、よくこんなの相手にしてるよねえ。

といっても、わたくしのやろうとしていることも危険な2/2λ長のATU任せ、どこでなにを踏むのか解らない地雷アンテナであって、AH4を暴発させる恐れも充分あり、同じくドシロウトなところです。

失敗なら元に戻すのは簡単だし、今は暑いんで計画練って、秋になったらやってみるか。

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2018/07/13

非常通信用4バンドダイポールグランドプレーンNVISアンテナを上げました (カムバックハムへの道 第8弾)

われわれのような初心者向け、たった1本で簡単にできあがるマルチバンドワイヤーアンテナとして、センターを外して給電する、通称ウインドムアンテナというのがあります。

これは全長1/2λ長さの約1/3のところにオフセット給電してやると、不思議と2倍4倍~が電波に乗るというもので、








敷地はあるけれど景観上いろいろまずい海外でステルス的に盛んです。

なので最初、4:1カレントバラン作ってウインドムを上げるか?、またはATU使って簡易釣り竿アンテナ建てるかしら?

と思いましたが、どちらもワイヤ1本で済むのでラクなのだけれども恐ろしい電圧腹をどこで踏むか解らない、コモンモード電流が切れない、同軸ケーブルに電波が乗る、、、


いろいろイタズラやらかすし危険なので、面倒だけどちゃんとした中立的センター給電の1/2波長ダイポールを上げてやることにしました。アンテナの基本です。


で、用いましたのは安直に市販のこれ↓です。





信頼あるダイヤモンドアンテナのW-735、3.5メガ、7メガダイポール。

これに14メガのワイヤをひっつければかんたんに3バンドダイポールのできあがりです。

全長わずか23メートルで3.5メガも出られますし、ちゃんとバランも付いてるのでヘタに自分で作るより手間要らずで安いと思います。

ここでの工夫は14メガは片方を垂直に上げて、「L型折り曲げダイポール」としたことです。世ではGP(グランドプレーン)と呼ばれていますが違うだろう。

7メガのダイポールには21メガも乗りますから、かんたんに3.5、7、14、21メガの4バンドダイポールのできあがりです。


他方、今後ますます重要になる10メガも別途折り曲げ垂直ダイポール作りまして建立、








家のベランダ左右に文字通りのアンテナ=触覚が天空に伸びました。

10メガの垂直ダイポールは来年のブーベ3Y0Zに向けてあるのですが、せっかくダンシャリして景観がきれいになったのにワイヤ群が邪魔くさい、、

コイルで短縮している3.5メガはさすがに帯域狭いけれど、他のバンドはフルサイズなのでSWR特性は広くてナイスです。で、アンテナの高さはワザと低くしてあります。


・・・これまで、アンテナとは高さを最低1/2波長は上げたい、できるだけ打ち上げ角を低くして遠くに飛ばしたいバカとケムリ的なのが常識でしたがこれからは違います。


Near Vertical Incidence Skywave=垂直入射に近い電波(?)=NVISアンテナ



せいぜい1/4λ高さで上方に打ち出し、中近距離に飛ばしてやるのがトレンドになります。

この際に充分に気をつけねばならないことは電波防護指針を守ること、とくに端っこの電圧端が人体に危険にならないようにちゃんと仕舞いをすることです。


基本的なことは総務省の電波防護ガイドライン

http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/material/dwn/guidance.pdf

に書いてありますが、





「曝露」くらい漢字で書いてくれと思いますが、ひとの身長である2m以下の部分が重要になっているにもかかわらず、子供でもかんたんに触れるフェンスやドブなどにワイヤを這わてせるひと、

また、他人の敷地にまでも越境する社会常識皆無のドシロウトアマチュアが後を絶たないので総通ではたいへん困って居られます。

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2018/06/29

グラスファイバーロッドで作る14メガ用アコーディオンスイスクワッドの製作

自分のアンテナライフワークとして、ステーのあるルーフタワーに上げる14メガ2エレ・ループアンテナの設計というのがあります。

これはふつうの形のクワッドだとエレメントやスプレッダがステーにひっかっかる、かといって上に高いデルタループは電流腹も高くて良いんだけど上にでかすぎて上げられねええ、

っていうことで悩んでいたのですが、たまたま誰かのビデヲを見てピコーン!とヒラメイタです。

28メガの4エレスイスクワッド。




クルッていますね。

だがここで注目すべきは第2リフレクタと第2ラジエタが柔らかい。

クワッドに4エレなんて要らない、2エレで良いんだから、柔らかなスイスクワッド作ればいいじゃないの?というコロンブスのタマゴです。

で、

The Swiss Quad Antenna at ZS6PPSeptember 1967 QST・・・RFカフェ

によれば、スイスクワッドの図、





懐かしいTETの14メガのやつでは四隅をクルンと巻いて短縮&ちからの逃がしにしていたはずですが、クロスしたX字部分だけ丈夫なアルミで作ってやれば、

あとはヨコモノはグラスファイバ竿(=14メガなら約2m長さx8本)で、タテは軽いワイヤで構成し、テンションで緊張させてやる。

これなら構造力学的材料強度学的にも行けるのではないか?

上げ方としては、まず下側はルーフタワーの直上に固定し、上側も、安全な下側で作成する、

そののち、上側をグイーン持ち上げて固定するのが5m上なので背を伸ばしても届かないっていうのが14メガの難儀なところですがそこはそれ、

アンテナマストを四角の鉄パイプにしてクロスマウントも四角に作ってやれば上下がズレることは無いのですからルーズ、






上部分はマストに沿わせたツッパリポールで下から突っ張って持ち上げておくだけでオッケー、

そしたら帽子やバッグも引っかけられる、強風の時には下にかんたんに畳めるナイスハイゲイン、FBレシオ、

かつ、金属トタン屋根上の低いルーフタワーでも打ち上げ角の低いアコーディオン・スイスクワッドアンテナのできあがりです。
 
このアイディアは、複雑な構造がアダとなって作りにくいスイスクワッドのクロス部分を逆用して出来ることなので誰かやってるはず、、、と探してみても見当たらないので何かワナがあるはず。


あっちではサッカーやらなあかんしこっちではKH1追っかけなあかんし、皆があっち向いてホイ遊びしている昨今、うちにはアンテナも無し、

アンテナいじりもやらなくなってヒマなので、脳内でこんなことばかり考えて居ります。

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2018/06/04

埼玉ポツンと一軒家を機に、垂直ロングワイヤーグラウンドプレーンアンテナを揚げました (夏のダンシャリ祭り第3弾)

<テレビ朝日系列「所&林修のポツンと一軒家」>ハム歴54年!! 大型タワー6基が山の上にそびえ立つ無線家のシャックが登場・・・ハムライフ.jp


このコーナーの白眉は、たまたま撮影スタッフがいきなりクルマで行くと、偶然に通りすがった家の婆ちゃんが、







一張羅のおべべ着てビカビカのお化粧。

オツムは美容院で完全セット、真っ赤な口紅、金縁のメガネ、クビにはネックレスにでかいペンダントまで付けちゃって精一杯、サイタマのオバチャン、一世一代の晴れ姿だ。


アマチュア無線をシロウトさんに衆知させたかった、一般社団法人・日本アマチュア無線連盟提供のあの番組は、アマチュア無線の社会的意義を高めただろうか?

否、「アマチュア無線家」=「何をやっているのか得体の知れないキモー!」、ということを広く一般社会に知らしめたところに意義がありました。

その惨状をテレビで見て、ルーフタワーとアンテナ、すべてを投げ捨てることに決心が付きましたことを、この場でJARLさまに感謝いたします。われわれはあんな愚者になってはならない。


で?、アンテナ捨てるっても、よく考えてみるとFaros IBPピーコン捕捉が残ってるじゃないの?

これはルーフタワーのてっぺんに揚げたCP-6、マルチバンドGPで受信してたのですが、小さく見えて意外に大きく重いのでベランダなどには移植できない、

代わりにウィンドムダイポールでも張るかしらとも考えましたが、ヨコに長いアンテナは雪にやられるし面倒だし、残っていた10mグラスファイバ竿で、





何にも同調してないタダの垂直ロングワイヤを立てました。


でもせっかく「同軸」ケーブルなので、ノイズも少けなくしたいので外皮側はベランダ手すりに電線でコイル巻いて、なんとなく気分で結合させ、ダイポールにしてあります。マッチングセクションはありません。

心配されたビーコン捕捉ですが、高ささえあれば良いようで、同調してなくてもまずまず取っているようです。 


これは今や、「伝搬」を見ているよりも「異常」、


何かの前兆を超高感度センサで測定できないか?というのが目的なので、こんなもんで良いでしょうが。

このGPは2分岐しましてBCL用でもありますが、「SWR」なんていう悪魔の数字にいちいち一喜一憂、右往左往しなくて済むのがとても嬉しい。

これで、こいつ↓を捨てれば






雪で転げる心配が無くなり、

東京都心など関東南部で雷多発 強い雨に注意・・・ウエザーニューズ


カミナリにも安心ですよ奥さん!! 






わざわざ雷さまに「おいでおいで!」、お誘いしてるよな、とんがってるよな「アンテナ」=「触覚」を天に向けて伸ばす時代は終わりです。 いまは皆、有線やシミュレータに移行してます。

気候変動で台風も年々強くなってるし南岸低気圧はひどいし、夜もおちおち寝てられない!!、そんな神経すり減らすだけのアンテナなんかとっとと下ろしてしまえ!!


・・・・だが、ここで難関なのは、登りはかんたんだが下りはつねに難しい。

アンテナを揚げる時は、やる気満々だから、埼玉の山奥の40mのタワーに7メガのフルサイズ5エレ程度なんか赤ん坊でもできる、ごく簡単なことよ。

下ろすのがたいへん。自分ひとりで投げると一緒に持ってかれるし。

全国巡回アンテナ業者さんは東海道をハズレた奥飛騨なぞには中々通りすがりしてくれないので困りましたが、さいわい近くに処分業者さまが居られたので信頼して任せました。





 これで台風にも安全です。やれやれ。

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2018/05/16

ナイス新着想アンテナ LFA-Moxon ビームアンテナと日本光学製15メートル測距儀について考えてみる

アンテナの本場はイギリスです。

なぜなら戦力で勝る那智独逸に負けないためにはレーダーしか手は無いから。

その点、戦艦大和のアタマに、






ニコン15メートル測距儀なんちゅうバカみたいなモノをくくり付けてた我らが大日本帝國海軍はやはり飛びきりのアホでした。 

これ使って、うちから下呂温泉までの4万メートル先の、動く屋形船に当てようとしてたのか。

ジャポニカがくしゅう帳のマス目に三角形書いてみりゃ小学生でも解るでしょうが。アタマ悪そう。そりゃ三菱MRJも未来永劫飛ばないって。


で、ちかごろ仄聞するところに依るとエゲレスから輸入なさったアンテナが注文したのと違う、、

、、ならばまだしも、上げてから泣き言を仰っておられる情けないかたも居られるようですが、そりゃLFAのG0KSCおじさんもわけわからんだろうねえ。よく相手するよねえ。

そんなEスポンな季節に、今年もARRLからお知らせが、、


ARRL Announces 2018 QST Antenna Design Competition・・・ARRL

よーし、おれも600ドルほどもゲットするか! すでに腹案はある。


というので、まずLFA(Loop Fed Array)とは何か?、っていうと、





これはLFA八木じゃなくてタテのLFAクワッドですが正方形じゃなくて横に長方形、 

LFA八木のラジエータにしろこれにせよ、インピーダンスが50オームでマッチング要らず、トンガリ部分が無いからノイズも少なく、かつデュアルドリブン的に帯域が広いんでしょう、知らんけどたぶん。


そして、同じく栄誉ある大英帝国、G6XN Les Moxon氏の考案とされている、




Moxon八木アンテナ平面図、


これはもっぱら2エレ八木を小さく作るのに使われます。ローバンドにナイスなので7メガでも商品化されてます。

LFAクワッドはクワッドアンテナの名の通り上下ふたつの八木をくっつけて2スタックしたんでしょうけど縦部分がアダとなり大型化できない、、せいぜい28メガが良いところ、

その点Moxonアンテナはタダのベント水平八木ですから折り曲げ部はワイヤでOK、インシュレータを伸び縮みできるゴムにでもしておけばエレメントが踊っても無問題。


・・・これらふたつのアンテナを組み合わせて、相乗効果で、ステーのあるルーフタワーの上でも上げられる、ゲイン抜群、軽くて帯域広い、打ち上げ角低い、14メガのLFA-Moxon八木クワッドアンテナを描いてみるとこうなります。








ぜんぜんダメそう。。。

なんでしょうか、このセンスの無さ。だいたいがこれ、ラジエータから天空に向かって飛ぶんじゃないの?

なるほどアンテナとは難しい、、。道理で夢のアンテナが出ないわけです。


・・・けだし、現代のアマチュア無線界のアンテナ事情を鑑みて思ふに、世界ではさまざまなアイディアのが次々と元気なのに、JAではパーフェクトクワッドやミニマルチなどの先達の方々を襲う新機軸がぜんぜん生まれない、誰もやろうとしない、、

っていうところに、日本には、「技術」、=テクノロジーなんていうものは絶無であることが了解されます。

いや、かしこくてテクはあるんだけど、「15メートル測距儀なんて無意味ですぜ旦那」、ってハッキリ言わなかった技術者の怠慢です。

いま、声高に、「日本は技術者を大事にしないからダメだ!」とか言われてますが違う、技術者自身の保身のヘタレです。80年前といっこも変わってません。

われわれはそんな脆弱、軟弱なエンジニアになってはなりません。

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2018/05/08

太陽黒点が激烈に消滅している状況下での7MHzの国内コンテスト対策・ヒヤリハット垂直スカイウェーブアンテナについて

Sunspots Vanishing Faster than Expected・・・ソーラーウェザーなんとか。





「いまココ」 みたいな感じですが、なこた最初からわかったんで、どうもちかごろ、いろいろな皆様の声を伺いますと「7メガ国内が聞こえない!」のお嘆きが多数、、、

そりゃ電離層が無きゃスッポ抜けるのは当たり前なんで、サイクルボトムだった2009年あたりもまったく同様、一家全員で3.5メガに降りてきたのをお忘れか?学習しないのか?


また、電離層反射には最高使用可能周波数とか臨界周波数とか入射角とか正割法則とかなんとか、いろんなさんすうがあるのをを習ってないかも知れないですが、えんえん泣いていても解決しません。

しかし応用編となると中々難しいので、




夏はEスポが出てるんだから、こいつにブチ当てて無理矢理散乱させてやりゃいいんじゃないの?

イメージ図






っていうことで、



こんなのが良いんじゃないでしょうか?

わたくしも現役だったらアンテナ実験、いろいろやりたい、いちばん面白い分野なんですけど、退職してボケてしまったので、やれずに残念です。

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