なこた誰もつぶやかないって、うちじゃ誰も見てないって。とくに子供らが蛇蝎のごとく嫌ってます。
ここで不思議なのは、いま世界で話題沸騰中の、ガキの使いアメリカンポリス24時!の浜田の黒塗り、
あのタイキック部屋には片隅に置かれたTS-700とおぼしきトランシーバが頻繁にカメラに写ったのに誰も言及していないことなんですけどそれは兎も角、、
・・・ここで、君の名の聖地のひとつとされている、わたくしたち山も水も美しい飛騨痴呆、もとい飛騨地方なんですけど、
君の名は。のメーン舞台として、朝日新聞に、まったく存在しない、「岐阜県飛騨高山地方」と、思い切りウソを書かれてしまった、きのどくな飛騨市ですが、、
巡礼者のひとたちも、飛騨市と高山市の区別が解らないみたいで、むしろ高山市内をうろつき、
まあ実際のところ、微妙に越境合成してまして、
これうちの近くの神社だ。
で、「聖地商法」っていうのがありまして、カツドウ屋、、、いまはそんな呼び名も廃れましたがカネが無い、、、だが水商売の賤業だから銀行は貸さない、
だからスポンサーが必要なんですけど、そのうちパトロン・旦那系統だと、映画のバックに佐川急便の飛脚のマークのトラックが無意味に停まってアンチャンが物を運んで去っていったり、
世界の巨匠ビートたけしと、大スター高倉健も、地元のパトロンがカネを呉れてやる代わりに自分の経営するドライブインをロケ地にさせる、
これ丹生川村だ。
撮影後の宴会では社長に、「おいこら健!こっち来て酌せえや!タケシはコマネチやれや!」などとムチャ振りされてたんでしょうな。
・・・そんな、いま話題の歌舞伎役者やタカラズカ歌劇団といっしょの河原乞食の映画なんですが、現代アニメのタカリはひと味違いまして、
君の名の場合、制作委員会の連中は最初から飛騨市と合意でタイアップしたのではなく、勝手に舞台に設定して襲いかかり聖地とし、自治体などから金品を奪う、
そして、メッカのごとき、大量のヒマ巡礼者の通った後にはペンペン草の一本も生えてない、っていう、日本相撲協会も能くしない、無理矢理にタニマチに引きずりこんでしまうっていう、恐怖のヤクザ商法なのです。
聖地にされて喜んでるひとびとが多数ですが、これも地方創生事業、
つまり地方をおだてて回してやった都会のカネをまた都会に回収するっていうODA的循環事業なのですが、今回、完全にワリを食ったのは飛騨市でした。
で、TS-520などのある部屋でバクダンなどの用意、非常防災無線をトーンスケルチで開けて不法に乗っ取りを共謀する、これまたアマチュアのお年寄りがアホみたいに喜んでる問題的場面ですが、
電波法第108条の2
第百八条の二 電気通信業務又は放送の業務の用に供する無線局の無線設備又は人命若しくは~(「若しくは」が多すぎ)~業務の用に供する無線設備を損壊し(略)
わたしもTS-590で使っているJVCケンウッド社さま、反社会勢力に完全に荷担ですよ、共謀罪。
これ、ケンウッドさまも勝手に襲いかかられた餌食なんですけど、それで良いんでしょうか? 君の名製作委員会に断固抗議すべきなのでは?
ともあれ、
ICT技術の進歩した現代では、こうやって、どなたか知らないが親切なかたがネットに全部上げてくださるので、
ではわたくしも遅まきながら、フランスのWebサイトで、16ビット65536倍速で飛ばして見てみましたが、飛騨弁が英語字幕になっているのが何とも言えない味わいです。
そしてこの映画で言いたいシーンはただひとつ、瞬きで見逃してしまうほどの一瞬のこれしかありません。
冥界を彷徨っていた若い男女ふたりが出会う場所が四谷。
もちろん制作者にソフィア出のが居るからこうなったんですけど、この映画、
設定は巫女ですし、むやみに神社は出まくるし、表面上はシントーと見せかけておいての、化けの皮が剥がれたらその正体はバチカンでした、っていうオチでした。
・・・赤子の手を捻るがごとく、簡単にひとびとを操る、、、恐ろしいことで。
ここではっきり理解されたには、なぜ君の名がお年寄り老害層に盛大に受けに受け、若者が嫌うか?っていうと、
いま容赦なくこき使われている中井貴一のオヤジが出てくるオリジナル君の名といっしょ、現代版君の名アニメの主要テーマもB29(と原爆)だからです。
かれらお年寄りは、あの戦争を、あの無差別爆撃を、あたかも映画に出てくる美しい彗星だったかのように懐かしみ、自分の若かりしころの姿に重ね合わせ、、
脳内妄想イメージ図↓
そして若い人たちは、そんな回顧年寄り連中にウキャキャ騒がれることによって、今の自分の青春が汚されるのが、たまらなくイヤだからです。
そりゃ人口ピラミッドの最大のボリュームゾーンにマーケットしたんですから興行が大当たりなのも当然です。
なお、
高校生のイズミさんが人間活動(?)の調査のために訪問なされたといふ高山市、
今年のセンター試験地理Bの大問のネタにされてしまつたこちら日本のモンキーパーク高山市ですが、こっちの本尊は人間云々のとおり、四谷のお隣、信濃町です。
現代日本の抱える三大問題、過疎と高齢化とガイジン観光の格好の材料にされてしまいましたが、あの設問は地元民でも正答できません。
そんなよなことで、今年は年初から、明るい未来の見えない、暗澹たる気分にさせられたスタートでした。
・・・以上、論考おしまい。疲れた。
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