このブログは、ver.3.0にシフトして、他のサイトとともに統合、引っ越しました。移転先↓
TU de JF2IWL Test ! ( ver.3.0 )

【日刊 BF ニュース】
Be Forward !!を合言葉に、海外発のキレるニュースをお届けしています。
⇒こちらからどうぞ。
Tweets
JF2IWL IBP beacon reception
#SolarWeather #SpaceWeather


2017/11/30

第6回ARCKスプリント&CWOPS Mini-CWT(2017年11月第4週)

ARCKスプリントも折り返し地点を過ぎました。

先週の結果。



またしても部門ラス。5回のうち4回出て4回ともラス。なんだよこれ。

今回はWWDXでのスキマの始末が片付いて居らずに配線ムチャクチャであり、

また神経使った後遺症で疲れ果てており、Condx、とても良かったんですが、やるきになれずに5QSOでオサラバしました。

All Band High
 

とりあえず、キーボードの手前に置いてあるデロンギのオイルヒータが邪魔。


==
ひと休みして、続くCWOPS MiniCWTも

HP-1Radio

14メガでビッグガン、IT9VDQ局とひさびさの邂逅でしたが、こちらも10分でトンズラ。

==
2017年11月第4週の結果


こっちはラスは免れたもののブービー。

だんだん黄昏つつありますが、まあこんなよなことで、無理せずに。

↑ブログトップページへ

2017/11/29

総務省がPLCの屋外実験推進における、アマチュア無線業務の行く末について

さいきんハムライフさま、とんと御無沙汰でぜんぜん読んでないんですけど、国内情報も見ておかないと良くないですよなー、

っていうんで、「先週の記事トップ」とのことでこんなのが、

<JARLの強い反対意見を反映せず>総務省、「周波数再編アクションプラン」を改定し“PLCの屋外実験”を推進へ・・・ハムライフ.jp

初手から「JARLの強い反対意見」、っていうところで思わず笑ってしまつたんですけど失敬しっけい。

で、その主張が、

通信伝送路でもない特性の定まらない電力線に 2~30MHz にもおよぶ高周波信号を重畳させること自体が不要輻射の主因でもあり、アマチュア無線を含む既存の無線システム保護の観点から重大な懸念を抱いており、

ですか。

ではここで、総務省のアクションプランていうのを見てみます。


これ11月っていうと我らが岐阜の聖子ちゃんがハンコついたやつだ。

こういうのは近代国家におけるベンサム的公共の福祉審査のさんすうになってくるので、「何をどうすれば、より社会全体の幸福になるか?」っていうのを数量化・評価することになるわけですが、

たとえばPLCで冷蔵庫やエアコンがコンセントからネットワークに繋がって便利になったけれど、代わりに個人情報抜かれてました、っていうのの引算とか。

だがしかしそれ以前に、できない子のJARL会員さんが選んだJARL社員のひと、自らが、「コリンズの208U-3で免許下ろしました」、

なーんておおやけに自慢して、アマチュアさん自身が盛大な不要輻射してるようでは、一般よい子な公共社会の皆さんの賛意は得られないんじゃないですかねえ。

↑ブログトップページへ

2017/11/28

CQ Worldwide DX Contest CW 2017 スキマ凸凹てんぷく大合戦 解析結果

伊達公子が10年ものブランクがあって、よく復帰出来たよねえ、、っていうことを実感した48時間でした。


準備

思い立って木曜から開始したんですけど、以前と同じ3エレトライバンダでは7メガの捕捉がいまいち、ということで、ハイバンドの特性が若干悪くなりますが7メガGPとコンバインしました。

過去の捕捉データ解析から見て、捕捉セグメントを、目一杯に広く取り、




道の駅おじさんやJTモードにも鋭敏に反応してしまうといふ、墓穴を掘りそうな六ヶ国ウイーン体制です。

ほんとうは付きっきりでSDRとPCを看護すべきなのですが、仕事ありヒルネありで、よい子のS9-Cたちを信頼するしかない。


実戦

で、土曜09JST各馬いっせいにスタート!!

・・・どうもいまいちっぽいなー、っていう印象。QS1Rだと分速20~30局程度は軽く取るんですけど、突っかかってるような気がしました。

いっぽうRBNチームでは膨大なデータ処理のために制限掛けてまして、Aggregatorもひんぱんに接続ロストまくり、でも実際はちゃんと接続はしてるんで、順番に処理してたんでしょう。

ドタバタてんぷくスキマ大合戦でしたが、48時間耐久、なんとか終えることができました。


結果とその解析

SH5コンテストアナライザによる解析結果です(ふつうCQと壊れ捕捉を含みます)。

http://59925.org/sh5/jf2iwl/2017/2017_cq_worldwide_dx_contest_cw_skimmer_analysis_jf2iwl_s/index.htm

もっともバクハツする日曜夕方、あまりの負荷の高さにS9-Cが気絶しており、痛恨の2時間20分の空白です。

これは私がグッスリヒルネしてたのが悪い。よく頑張って持ちこたえてたんだが。




バンド内訳では10mが成仏なされていました。



考察

過去2年のデータはここにおいてありますが、

捕捉数、捕捉距離、カントリー、ユニーク数など、すべてにおいて減少傾向なのはしかたないですが、流れるデータ見てて気付いたには地域性ユニーク度がひどい、

たとえばJA1エリアスキマの取ってるどこそこが自分は拾えない、逆に私が取れてるどこそこは他の誰も取れてない、っていうのです。

Condxおっぴろげのバカランができない、悪い時には、わずかな位置の違いでもそうなるんでしょう。

とすると、Condx悪いよー!、嘆いてもしょうが無い、そこは未来的かつ前進志向の戦術戦略で凌ぐ。

たとえばスタックにしたりバラマキにしたり2BSIQやったり等の工夫が、より重要性を増してくると考えられます。


なほ、世界的なスキマ解析は、OH2BBT局が、きわめてスマートな手法でやってます。

https://public.tableau.com/profile/oh2bbt#!/vizhome/CQWWCW2017RBNstat/Frequencydeviation

EUスキマは軒並み10万局越え、これはスゴイ。


自分の参加結果

同一大陸と1QSOのみの目標は、14メガでB1Z局が強く来ていたので、SO-20M-QRP部門で2ポイント、ワールドレコードは、



QRPで1700局も、よくできるよなあ。


感想

スキマ隠居して以降、ヘダラな生活をして居りましたが、ものすごく神経すり減らしながらも、やはりスリリングでおもしろかった。

ですので来年からはWW関係のみ、WWDX、WPXを、各CWとRTTYで年に4回のフォーシーズンズ、過去とのデータ比較のために出陣しようと思ってます。

あとふたたび実感したには、スパコンとSDRをチンチンに動かしておくと冬でも部屋が暖かですなー、っていうことでした。

↑ブログトップページへ

2017/11/27

ローバンド拡大推進協会に与ふる書

貫之は下手な歌よみにて『古今集』はくだらぬ集に有之候。・・・正岡子規

・・・あんまりな決めつけだ!! きの氏は1200年以上も前からの、うちの大恩人なのに、、。

っていうことで現在各所で話題のローバンド拡大推進協会ですが、そのURLが、

http://newjarl.com/

ってニュージャールってまだやってたのか。。

追記:上記リンクは、ボケじいさんの繰り言になってました。新しいURLはその名も http://low-band.com/

老骨にムチ打つて奮迅尽力なさるその姿勢には頭が下がりますが、推進協会の『協力会員』になるほど無線もやってないので、この場で意見を書いておきます。

まず、おっしゃるには、「ローバンドの周波数を広げたい」と。ですが、図面も図式もない、長ダラダラな文章だけではまったく訴求力が無いですよ。

ではここで80~75mbの割当図を見てみますと、



たしかにコマギレではあり、とくに3599、3791kHz問題っていうのがあります。

ですが、おっしゃるとおりの、しい免許制度での再開はやむを得ない」条件のもと、先達のかたがたの努力のおかげで順次増加し、

だがしかし、言い分が、「ローバンドの周波数は少しずつ拡大されては来ましたが、依然として世界標準には遠くおよびません。」

っておっしゃいますが、これだけ増えたら御の字じゃないすかねえ?ムシがよすぎる気がしますが。


あとは箇条書で手短に言いますと、

==
(言い分1) 日本の160mバンドは1810~1825kHzおよび1907.5~1912.5kHzという非情に狭い範囲に押し込められており~また最近急成長のデジタルモードにおいても国際的なバンドプランである1840kHzには出ることができず非情に(ママ)困難な交信を強いられています。

(回答1)たとえばWWDXコンテストにおけるKH7XやCN2Rステーション、あるいはDXペディのように、マナー皆無の耳絶無、トロクサイよなJAとやりたくないのでワザとJAバンドを外して出てくるDX局が多く存在します。

まずはJAのDXサーさん自らがまともなオペを心がけてください、そしてオフバンドで呼ばないでください。


(言い分2)無線通信において周波数の確保は最重要事項で、いかなる業務でも一度免許された周波数は既得権として使用頻度や採算性を度外視してでも維持しようとするものです。

(回答2)その業務上の既得権だとおっしゃる使用頻度や採算性について、じゃあアマチュア業務さん自身はどうなのか、

頻度よく電波資源の採算的にちゃんと使いこなせているのか? 定量的に評価・比較検討してから言ってください。


(言い分3)まず最初の作業として、今なお免許上「官公庁の無線局が多数占有しているローバンド」の実態調査を行います。その調査を踏まえ全国の意見として集大成しようとするものです。


(回答3)その官公庁とやらの、免許上でムダに多数占有と思われているローバンドは、まんいちの非常の際、あるいは国家戦略のために、ぢっと黙って保持しているのかもしれないですよ。

そのことがスペアナやSDR等を用いた「実態調査」とかいうので解るのですか?その論拠を述べてください。


(言い分4)1800~1850kHz及び3500~3850kHzの間でアマチュア局以外に実際にどのような局(電波型式を問わず、業務通信や不法電波)が運用されているのか、人海戦術で手分けして一定期間、全国規模でバンドの実態調査を行います。


(回答4)スジとしては、拡張より先に、まず順番は自分らアマチュアバンド内のクリーン化でしょうが。

ジャミングの発射場所を三角測量や現地潜入等の手法で正確に特定し、日本国政府と国際機関を通じて咎め、発射を止めさせ、

また、アマチュア業務における違法局・オーバーパワー局も全国規模の人海戦術にて瞬時に特定、即座に総務省に違反報告するなど、厳正かつ厳格な活動を行つてからやってください。


==
こちら岐阜のバクダン、電波オークションや暮れの年賀状押売りで忙しい、シロウトさんの相手なんかやってられない学級総務委員の聖子ちゃんに代わってのお答えは以上です。


脚下照顧の戒めもあり、子規居士の、曰く、

・・・くだらぬ歌書ばかり見てをつては容易に自己の迷を醒ましがたく、見る所狭ければ自分の汽車の動くのを知らで、隣の汽車が動くやうに覚ゆる者に御座候。不尽。(明治三十一年二月十四日)

==
12月27日追記

その後の推進協会のやりくちがあまりにムチャクチャなので、別記事にて追記しました。

ローバンド拡大促進協会に署名してはいけない
https://jf2iwl.blogspot.jp/2017/12/blog-post_27.html


いい歳こいたひとたちがなにやってんだか。

↑ブログトップページへ

2017/11/26

年に一度だけのWWCWスキマフェスティバァル

まるでヨボヨボなじいさんのYMOが再結成してみたり、アリスが再結成してみたり、海援隊が再結成してみたり、恥ずかしくないの?、と世の失笑を買っていますがそういうことです。

私としてはサイトウキネンSKF、そしてSKO。



年に一度、師の元に精鋭の弟子のひとたちが集まる祭りのつもりなんですがこれいつの間にかセイジオザワ松本フェスティバルにすり替わってるのなんで?

ともあれ夏はうちも、文化国家松本から、サイトウキネンに来たひとの、ついでに立ち寄ったおこぼれの恩恵をだいぶんあずかってまして足を向けては寝られません。

世はお祭りWWCWとて、じゃあこれを年に一度の私のサイトウキネンにしてみよう、っていうわけです。

臨時編成メンツはフィラデルフィアQS1R無き後を継いだ中国のヨーヨーマ・S9-C、だがピアノ伴奏、スロベニアRed Pitayaの使いかた忘れた。。。

SDカードイメージが違うらしく、PCからは見えるのですがスキマで使えない、金曜午前2時までも奮闘しましたがダメ、

これがセイジオザワならどうにか形にするんだろうが、こちらコンダクタがボケの泥縄、あきらめてS9-Cのソロです。

その他スキマイニシャルファイルの設定やアンテナ確認、プリアンプの調整、飛びますサイトの確認などドタバタ、部屋はドシャメシャ、

なんとか開始前までに間に合いました。原発再稼働のひとの苦労がよく解った、疲れた。

日曜朝の飛びます画像はこんなふうで左右にバクハツ、



データ流入量が多すぎてアプリケーションが処理しきれずスベったりシャックリしたりしてます。 

いつコケルかわからないSDR、PC群にヒヤヒヤ、コンテストやってるより疲れる二日間のフェスティバルです。

↑ブログトップページへ

2017/11/25

またしても蒸し返されている RM-11708問題とアマチュアバンド防衛について

終息したと思ったら定期でまた息を吹き返すRM-11708問題ですが

FCC Grants Waiver to Permit Higher Symbol Rate Data for Hurricane Relief・・・Winlink

10/05/2017
The FCC has granted an ARRL request to waive current Amateur Radio rules to permit data transmissions at a higher symbol rate than currently permitted, in order to facilitate hurricane relief communications between the continental US and Puerto Rico.

今回のきっかけはカリブのハリケーンです。

緊急的かつ非常的通信確保のために法を曲げて高いボーレートのPACTOR、HFで限定的にやらせた、っていうことでしょうか。

では、 Winlink is there.っていうんで、



あっと、こんなところにHeilおじさんが、(これを「ヘイル」と呼んではいけない)。

ARRLのおっさんが何言ってるのかサッパリわからんが、おれらアマチュア、非常通信に大いに尽力したぜ!、っていうんでしょう。

いったいARRLはどっちの味方なんだ?!っていうの、最近各所で勃発していますがこれは仕方ない、

もはやアマチュア無線の存在意義がガキをからめての非常通信にしかない現在、当てにならない原始モールス通信なんかやってても使えないです。

ここは潔くあきらめて、みんなでPACTOR DXCC・ボトルメールごっこやれば良いと思います。

わたしもPACTOR、免許、持ってますよ!

↑ブログトップページへ

2017/11/24

さようなら、K3 (ただしガワだけ)

USリモートに使っていたK3(のガワだけ)ですが、



頻繁な不審クレカ請求がとうとう会計検査院に咎められ、だがうちの会計検査院は某国とは違い、優しいソンタクはしてくれない、、、

鬼みてえな通信料削減命令が下され懲戒、カンザスの虹の彼方に去って行きました。あっちで活躍してくれたら良いですが。

これは一度はダンシャリでやふおくで捌こうとして失敗しまして、じゃあ人類滅亡時のために温存しておくつもりでしたが、結局CWでは遅延がひどくて引っかかりまくりで使えなかったので、それでよかったと思ってます。

ですがフォーンでは1万キロを行って来いで1秒程度の遅延で不便無く使えますし、その際はゲームヘッドセットさえあればPCコンパネのみでできるので、アメリカとのホットラインは確保しておきます。




これはJIDXの時のリモートハムラジオ、NYからJAに向けてたときのようすですが、

休日だとけっこうにぎやかに入替わり立替わり、利用状況はお高いプレミア会員なほうがむしろ多かったです。

で、最近USライセンス持ってないヒト向け、

RemoteHamRadio isn’t just for hams any more! Now anybody in the world can tune in to far-flung signals. No license is required.

リモートSWL会員なんていうのもやり始めてまして、3C方面に向けてたの、それじゃないのかー? まあいいや。


==
このところの世界各地の難民問題を見ていると、ぬくぬくな祖国があるといふのはとてもありがたいことをひしひしと感じまして、今後はJAから出ることになります。

USリモートでニセアメリカ人になってみて、アメリカのひとたち、それぞれの祖国を想うことひとかたならぬことが、とてもよく理解されました。

折しも感謝祭とて、インディアンのひとたちは、イギリスからのヤクザ流れ者侵略者なんか見殺しにしてれば世界は平和で居れたのに。

↑ブログトップページへ

2017/11/23

第5回ARCKスプリント&CWOPS Mini-CWT(2017年11月第4週)

10月末から始まってテスト的に10回行うののターニンポイントです。

ARCK Sprint

少し出遅れまして、呼びから入りまして3.5メガ、なんかメンツが全員一緒だなー、っていう、仲間意識っていうんですか? そういうのが形成されてきたですね。

20分ほどやって7メガ、、が冬の完全スキップ。JA局に4回くらいも呼ばせてしまいボケ、またおそらくJA局に呼ばれたのの、完全に空耳、まったく取れない醜態さらし、

今回は他のことをゴソゴソやっていたので30分でご無礼しました。

All Band High

先週の結果


1時間がんばって26局もやったのに、またしてもラスを引いていました、JAではトップですが。

これまでの途中結果と考察



わたしは用事で1回飛ばしてますが、今までの全参加局です。

で、 世には参加者限定コンテスト、たとえば全国高等学校コンテストとかオール岐阜コンテストとか、

すなわちJAだけしか参加できない内政コンテストは星の数ほどもありますが、2国間協議でJAとUA0しか参加できないコンテストは存在しません。

明らかに異常的なのであって、主催のARCK、担当のRW0UM局におかれましては、WW形式にしてもらわないとですね、

この表見たら、「JAはUA0の手下パシリだ」、っていうのが歴然としてるんで、日本の国際的立場が困ります。

でも実はこれ、ぷーちん・アベ的外交には良いのかもわからん、、。なんとも言えませんが、ともあれ様子見で、10回テストの最後まで出てみますか。


==
Mini-CWT


続いて22JSTからのMini-CWTですがバンド完全死亡。頼みのW7SW局がカスカス、K6AR局は、ほぼ空耳、

勤労感謝の日、みな七面鳥食ったりしてたんでしょう。そもそもの参加局が少なかったです。やっとで3QSOできておしまい。

HP-1Radio



冬に太陽擾乱が入るとこうなる例なんでしょう。今は収まったようですが、WWCWは如何?

2017年11月第3週の結果


サイクル24のピークから始めて、良いときもあったんですが、この調子だと、もう5QSOがせいぜいかもわからん。

↑ブログトップページへ

2017/11/22

アメリカ縦断凸凹てんぷく日蝕大合戦、その研究結果に見る今後の課題と展望について

わたしもスキマにて遠く離れたJAから、1ミリの役にもたたない迷惑なゴミデータを送りつけ、いちおう参加したことにしたHamSCI日蝕プロジェクト(NJIT主催?か)ですが、

その研究結果第一弾が出ましたということで、

First HamSCI Eclipse Results at TAPR ARRL DCC・・・HamSCI

ではその論文を見てみます。

http://hamsci.org/sites/default/files/publications/2017_TAPR_DCC/20171106%20TAPR%20Eclipse%20W2NAF-reduced_size.pdf

日蝕QSOパーテなど各局が参加してたわけですが、やはり惜しまれるのは低い周波数、

昼に太陽が消えて夜になると電離層、どうなるか?っていうのにいまいちフォーカスが当たってないんですがこれ、



60kHzのWWVB・コロラドが、日蝕始まった瞬間にガーーン!強くなり、

お月様との交差が終わって、お日様がまろび出たら聞こえなくなった、っていうのが解りやすいです。

産官学連携が声高に叫ばれていますが、あっちではこうやってアマチュアさんも気軽に参加できるオープンな研究、

官や学の、自分らのために利用されてるにしても、楽しそうでうらやましいです。

こちら日本の中部地方では、次の日蝕は2035年らしいので、この結果を踏まえて私も今から準備に掛からないと。

↑ブログトップページへ

2017/11/21

UA9BAステーションに学ぶ、スタックバラマキ手法

Stacked Yagi Antennas Vladimir Umanets UA9BA・・・DXニューズ.com

JAも同じく、NAとEUが六十度違いで難儀なんですけど、




クルッテます。

14ヶのスイッチ組合せっていうのがキチガイじみてまして、まあ実験で遊んでるんでしょうけど、だが考えの方向性はまったく正しいんで、

JAのビッグガンステーションがRUNしてるの聴いてて、あーあ、と思うのはアンテナ良すぎ、ビームがキレすぎ、

せっかくNAから呼ばれてるのにアンテナはEU向き、あるいはEUから呼ばれてるのにNA向いててぜんぜん取れてないツンボっていうのです。



わたしのはビームの無い3エレなんでどちらも聞こえますが、だがそれでも取りこぼしがある。カスカスで呼ばれた信号に対してローテータを回す時間が無い、、、

といふのでので別途HB9CVを90度クロスさせて設置、瞬時に切り替え、ってことをやってたわけですが、

この図みたいにどっちの方向にどういうスタックで何パーの重み付けるまではやってられないですが、EUとNA方向へのバラマキ、っていうのはとてもやる価値があります。

で、ロシヤはこのようにだだっ広い敷地におっぴろげな、ソユーズロケットにも似たチカラワザ手法ですが、敷地の狭いJAで、1本のタワー、センス良くやるなら、




LUSOマグナムにローテータ付けて3.5メガ2エレ、714XX、28メガの5エレをそれぞれスタック、

かしこいAI制御で、時々刻々瞬間瞬間の状況により、タワー延び縮みまくり、回転まくり、位相切り替えまくり、、

50メータのタワーは踊り、上下のアンテナが自在にビュンビュン動きまくるアンテナシステム、っていうのをやってみたいです。

その際のちゅういてんとしては、それぞれのアンテナにそれぞれのゲタを配備、同時に合計2kW呉れるのはコンテストルール違反です。

↑ブログトップページへ

2017/11/20

LZ DX Contest 2017で推し測る、WWCWのCondx占いについて

いよいよ1週間後に迫つたWWCWを占う週末です。NAではSSのフォーン、EUではLZDX、

どちらに出ようか迷いましたがUSリモートでは複雑な長いナンバー送るにモタモタ、カネがかかるのでLZDXにしました。

ヒルネ起きてから16JSTスタート。待望のサンスポッツまろび出ましてCondxよろしい、数局呼んでCQ開始!、、良く呼ばれます、

、も、案の定、すつかりウデが落ちておりラリラリ、反射で返せなくなっていました。

ですがだんだん慣れてきて、また21メガも開きまして、ここでのヒットは9H1XT局でした。約40分で50QSO、

これからグレイラインに掛かりさらに良くなるところ、軽く100QSOくらいできそうでしたが仕事にて、後ろ髪引かれつつ終えました。

SO-CW-HP


ログ提出ページには、受領確認のほかに、自分のCabrilloログに記載されたのから引いた、「各局の使用ログソフト」っていうのがありまして、JARLのタコったログ形式ではないんだ、わたしが出した時点で、



N1MM+が大勢、

この表に載っているのは途中で終えたカジュアル参加局です。コンテスト終わったら爆速真剣勝負マンなTR4WやWin-Testが増えてくるんでしょう。

わたしのような、ド古いN1MMクラシックの2013年12月版なんていうのは居なさそうですが。

WWCW Condx占いとしては、現在真正面に向いている太陽黒点・第2687番ですが、




これはでかいものの、日本スモウ協会みたいな、毎度の暴力CME事件起こしたりの凶暴なのじゃなく、今のところ、おとなしい良い子っぽい、

ハイバンドのオープンは短時間ながらけっこう奥まで行けそうな感じですが、タダの1ゾーン1カントリーからでは毎度の修行でしょうが。

今回のLZDX、ごく短時間でしたが、ひさびさの真剣にRUNしたコンテスト、東欧ロカコンの楽しさを再認識しました。

==
同日追記:

よい子の第2687番黒点群ですが、きょう見たら、



ありゃ。

居なくなってしまい、タダの不良のコロナルホールの悪い子になつていました。低迷期に必ず起るやつ。

太陽風は500km/sと速く、ビーコン捕捉も悪いです。NICTの篠原君によれば前回の台風は3日続いたとのことで、WWCWまでには平穏な生活に戻ると思いますが。

↑ブログトップページへ

2017/11/19

FT8モードは、ひとつの時代を終わらせたのか?について

160m FT8 – The End Of An Era?・・・アマチュララジオコム


あーうっさい。年寄りの愚痴がグチグチ長げーよ。

たしかに、「脅威である」とCW界隈で話題になってますが、ではPSKRで、160mバンドにおけるFT8のアクティビティを見てみます。


JAも含め、お盛んでたいへんよろしいです。


で、このひと、

For me, radio has always been all about what I audibly hear.~ this is the beginning of the end of topband radio as I’ve always enjoyed it.

って書いてあるんで、じゃあ自分で言うとおり、オーディオで聞こえないものは無し、そもそもが、「Radio」なんていう、180万ヘルツもの、自分の耳では聞こえないよなもんで遊ぶな!、

って思います。

最近この手のが多いです。

なんもCWや160mbそれ自体が無くなるわけではない、もし自分が好きならグダグダと泣きごと言わず、他人のせいにせずにモールス通信に殉じろと。


この点において、アリゾナのW7SW、Scottyおじさんは偉いと思うわけです。

かれは、「コンテストにはぜったい出ない」とか、わけのわからない政治的寝言など一切わめかない。爆速コンテストにも出るし、ビギナーが呼んできたら親切にQRS通信もやってる自由自在、

つまりモールス通信をただ単に、好きだけに終始して日々パドルを叩いているモールス風流人です。

そういうひとにわたしはなりたい。

↑ブログトップページへ

2017/11/18

ロシヤ R-CW-Cからの賞状 二題

10月に開催されたロシアCWクラブ主催コンテストの賞状、立て続けに送られてきまして、まずこれ、



なるべく旧弊なブツを使用すると得点アップなラジオレトロ、

今回は最新なTS-590にPCキーイングというダメダメ根性で1QSOのみ、ポイント=1点でしたが、DXステーションでは栄光の1局中1位とのことにて、結果ページには名前まで載せられてまして、こらこらDai Nagakuraって世界で私独りしか居ないんでやめろと。

ですが右には方位、左にはR-CW-Cのロゴを同じ大きさで対称に配置したレトロ感あふるるデザインセンス、良いよねえ。

次はフォーシーズンズの秋ステージ、




見た瞬間は金ピカで成金的ですがそうではない、子細に見ると、淡い雪が降ってくるあしらいや、抜けて爽わやかな秋の明るさ、やわらかさ、

たとへばARRLの、直線基調の、カッコ付けてみただけで暗く硬直したアメリカンニューデザインと比較してみるとよいです。あと、ゲンバクみたいなJARLのは要りません。

やはり古来からの古典・伝統のあることは非常に強みであって、ロシアンモダンデザインのナイス境地が感ぜられます。

これで1月の冬ステージから始まったフォーシーズンスは終わり、ロシヤ関係で残るは12月7日のR-CW-Cミニテスト、そしてクリスマス、凸凹てんぷくRAEM大合戦で今年も終わりです。

↑ブログトップページへ

2017/11/17

イタリア製のゲタを投入しました

、、、、。

寒いようー。



このひと月の自宅測定気温はこう。


ダダ下がり。

いよいよ冬の気圧配置、

昨日はみぞれも降りまして、スキマでスパコン3台を稼働させてたときにはその廃熱で真冬でもストーブ要らずだったんですけど冷温停止してしまひ寒い、

だが二重サッシュの密閉的現代建築での灯油ファンヒータは、一気に空気悪くなるし、水出してガラスがベショベショで家が痛むので、どうしたもんかなー?、

っていうところで、子供が赤ん坊だつたころ買ったのを思い出しまして引っ張り出してきました。

そのメードインイタリーなゲタのモデルは、



デロンギとかいうところのRadelっていうのです。

油冷式8パラ、300W+900W(?)の3切り替え=合計1.2kWのハイパワー出力です。

今でこそド田舎のホムセンでも安もんオイルヒータ売ってますけど、20年前は高かったけどデロンギしかなかったですね。

これをイスの横に置いて、では電源投入!!



、、、、

立ち上がりが遅いよう。。。



タマが暖まるまでの間、ハイパワーFF灯油ストーブのある暖かなリビングで過ごそうと思つても、そこにはテレビドラマをトカゲみてえな目で見てるのが居て、何しに来た?ってトカゲ目で言われるし、人生がつらい、生きている粗大ゴミです。

デロンギのWebサイト見ると、まずでかく出てくるのが「きになる電気代はおいくら?」っていうのですが、自分でもよほど気になるんでしょう。

スキマを止めた理由のひとつとして、毎月鬼みてえにして責められていたスパコンの電気代っていうのがあったわけですが、 代わりにこんなもん焚いちゃって、元の木阿弥ダブツとはこのことです。

古いゲタのこととて動作が心配なんで、サーモスタットやこまめな手動パワー切替のテスト稼働をしていますがオイルヒータ、ヘタにマイコン使ったスマートコントロールモノじゃないほうが良いでせうなあ。

↑ブログトップページへ

2017/11/16

第4回ARCKスプリント&CWOPS Mini-CWT(2017年11月第3週)

先週は用事で飛ばしましたが、また今週も、

・・・Dear colleagues!

なーんて呼びかけられたら参加せなあかんでしょうなー、

なつかれまして毎週マメにメールが届きます。ルールページでは賞状、最初はひとつだけだったのが3位まで、UA0ステーションが追加されました。

今回はつらくて逃げることの無いよう、がんばってちゃんと1時間出ました。

QSYルールの神経戦、つらかった。けどひさびさに真剣勝負、スリリングでおもしろかったです。


ALL Band High

やはりCQメインになってしまったこと、そして1VFO、かつ、瞬時にゲタ・アンテナが切り替えられない環境ではかなり機会損失しててこの程度、

さいしょ同志タバーリシチJA局が居らず、またスキップしており、ひとりぼっちかと焦りましたが、やがて出会えて安心しました。

JA局は、おそらく私含めて約5名、他方、周知が行き渡ってきたか、UA0の参加者は増えたようでした。
 

==
休む間もなく22JST、次のMini-CWTですが、ARCKでヘトヘトに疲れており、ご挨拶のみ、

HP-1Radio 10min.

10分でサヨナラしました。

今週のハイライトはN5AW、来年のWRTC2018参加者中の最高齢、お目出度い喜寿のMarvおじさんですが、3.5メガでカスカスに取ってもらって・・W?と返した次の瞬間理解、

パッとスローピングダイポールアレイをこっちに切り替えてくれてガン強、さすがキレる!

彼のポリシーはローパワーでハイパワーを負かすなのですが、近ごろの結果を見ると、さすがにこのCondxではハイパワー部門に鞍替えしたようです。

先週はビギナーさんのための、全員が20WPM以下の遅そセッションだったんですが、結果では上位局、100QSO/hくらいものレートでやっておられます。

↑ブログトップページへ

2017/11/15

だんだんヤマイ膏肓に入るになってきたHamSphere

わたしもいっとき、その可能性を試してみようと30日間無料お試しセットしたこともあるHamSphereですが、

Experimenting with HamSphere 4.0 modular design. You can build really versatile virtual Ham Radio rigs in this way. This design is using three different stacked heights/handles. Get your plug-in modules from the HamSphere 4.0 Shop.

ってんで、


こりゃスゲー。

ではWebサイトを見てみます。

160mbのフルサイズ7エレクワッドとかはまあ良いですが無料アイテム、 Space Invaders 216x216

Remember this old classic from 1978? Space Invaders is one of the most addicting games that was ever made. Whilst waiting for your favorite DX, compete with your fellow Ham Radio friends. Try to make it on the High Score list.


ってなにかなあ?これ。

DXを待ってる間のヒマ潰しにこれを持ってきたところに妙味がありますが、

これの主宰者、5B4AIT、Kellyはおそらくわたしと同年代、子供のころの寒いスエーデンでもインベーダーゲームに填まってたんでしょう。

かれはさむいくにから来たゆだやびとの特徴としてきわめて粘り強い。

いまはVoIP通信、ワイヤーズとかエコーリンクとか、タダのモシモシですが、いずれ近い将来、地球シミュレータHamSphereが必ず台頭してきて皆がそこでコンテストやDXCCを競うことになる、

わたしはそう信じています。


、、が、ワイヤーズといっしょ、現実にはボケのおっさんの溜まり場になるだけでしょうが。

技術的には可能なんでしょうけど環境が悪いです。モールスランナーでVRコンテストやってるくらいがせいぜいかも。

↑ブログトップページへ

2017/11/14

高周波活性オーロラ発生装置・HAARPで遊ぼう!アマチュア無線プロジェクト

Scientists in Alaska Attempt to Produce Artificial Aurora・・・IEEEのニュース?

先の衆院選では、


海を越えて遠くアラスカから電波を打ちこんで気象攪乱、

こちら日本で巨大台風を発生させ、自民を圧勝に導いたアラスカの気象地震兵器・HAARPですが、これ民間に払い下げられて、利用料、いったいオカネどれくらいなのかなー?、

っていうのがやっとでわかりまして、

It’s actually a giant phased array radio transmitter capable of sending 3.6 megawatts of energy into the ionosphere. Running an experiment there costs about US $5,000 and burns 600 gallons (roughly 2300 liters) of fuel per hour.

1時間5000ドルですか。こりゃまた良心的お手頃価格ですな。

これって送信機の発発のガソリン代実費程度なのでは?、っていうと、これでワザとオカルト陰謀論を撒き散らかしたりして捻出してるのではないか。


今回の実験ではSSTVを使ったようで、




アラスカ大の若き俊英、KL3WX助教が大学のロゴを送ってみたり、ビットコインのQRコード送ってみたり、いろいろ遊んでたようですが、

Jeff Dumps, an amateur radio enthusiast from Fairbanks, recently paid $1,200 to run a 15-minute experiment on HAARP. He was trying to simulate the Luxembourg effect,

たぶん15分単位でレンタルできるようで、1200ドル払ってルクセンブルグ効果ごっこ、楽しそう。

パワーがたったの3.6メガワットといまいちQRPなのが難点ですが、10秒で良いので、月に向かって吠えて電離層をぶち破り、アレシボ電波望遠鏡で受信、

3.5MHzでのEME遊び、なんていうの、いちどはやってみたいものです。

↑ブログトップページへ