なぜなら戦力で勝る那智独逸に負けないためにはレーダーしか手は無いから。
その点、戦艦大和のアタマに、
ニコン15メートル測距儀なんちゅうバカみたいなモノをくくり付けてた我らが大日本帝國海軍はやはり飛びきりのアホでした。
これ使って、うちから下呂温泉までの4万メートル先の、動く屋形船に当てようとしてたのか。
ジャポニカがくしゅう帳のマス目に三角形書いてみりゃ小学生でも解るでしょうが。アタマ悪そう。そりゃ三菱MRJも未来永劫飛ばないって。
で、ちかごろ仄聞するところに依るとエゲレスから輸入なさったアンテナが注文したのと違う、、
、、ならばまだしも、上げてから泣き言を仰っておられる情けないかたも居られるようですが、そりゃLFAのG0KSCおじさんもわけわからんだろうねえ。よく相手するよねえ。
そんなEスポンな季節に、今年もARRLからお知らせが、、
ARRL Announces 2018 QST Antenna Design Competition・・・ARRL
よーし、おれも600ドルほどもゲットするか! すでに腹案はある。
というので、まずLFA(Loop Fed Array)とは何か?、っていうと、
これはLFA八木じゃなくてタテのLFAクワッドですが正方形じゃなくて横に長方形、
LFA八木のラジエータにしろこれにせよ、インピーダンスが50オームでマッチング要らず、トンガリ部分が無いからノイズも少なく、かつデュアルドリブン的に帯域が広いんでしょう、知らんけどたぶん。
そして、同じく栄誉ある大英帝国、G6XN Les Moxon氏の考案とされている、
Moxon八木アンテナ平面図、
これはもっぱら2エレ八木を小さく作るのに使われます。ローバンドにナイスなので7メガでも商品化されてます。
LFAクワッドはクワッドアンテナの名の通り上下ふたつの八木をくっつけて2スタックしたんでしょうけど縦部分がアダとなり大型化できない、、せいぜい28メガが良いところ、
その点Moxonアンテナはタダのベント水平八木ですから折り曲げ部はワイヤでOK、インシュレータを伸び縮みできるゴムにでもしておけばエレメントが踊っても無問題。
・・・これらふたつのアンテナを組み合わせて、相乗効果で、ステーのあるルーフタワーの上でも上げられる、ゲイン抜群、軽くて帯域広い、打ち上げ角低い、14メガのLFA-Moxon八木クワッドアンテナを描いてみるとこうなります。
ぜんぜんダメそう。。。
なんでしょうか、このセンスの無さ。だいたいがこれ、ラジエータから天空に向かって飛ぶんじゃないの?
なるほどアンテナとは難しい、、。道理で夢のアンテナが出ないわけです。
・・・けだし、現代のアマチュア無線界のアンテナ事情を鑑みて思ふに、世界ではさまざまなアイディアのが次々と元気なのに、JAではパーフェクトクワッドやミニマルチなどの先達の方々を襲う新機軸がぜんぜん生まれない、誰もやろうとしない、、
っていうところに、日本には、「技術」、=テクノロジーなんていうものは絶無であることが了解されます。
いや、かしこくてテクはあるんだけど、「15メートル測距儀なんて無意味ですぜ旦那」、ってハッキリ言わなかった技術者の怠慢です。
いま、声高に、「日本は技術者を大事にしないからダメだ!」とか言われてますが違う、技術者自身の保身のヘタレです。80年前といっこも変わってません。
われわれはそんな脆弱、軟弱なエンジニアになってはなりません。
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