南海トラフ地震、被害1410兆円=土木学会・・・スプートニク日本
なんもスプートニクまでにも全力に流さなくても解りますって。
で?
被害額は今年度の国の一般会計予算の約14倍に上る。だが土木学会は、建物の耐震化や道路整備などによって被害額を4割程度減らすことが可能だと提言している。
わかりました。ようするに「地震がぜんぜん来てくれない!!」、いい加減もう待てない、バブル崩壊の前に、先に早いとこ公共事業をよこせと。
たしかにちかごろ、道路や鉄道などでコンクリの落下などが相次いでおり、新幹線なんか私と生まれがひとつき違いの昭和39年、老害の53歳ですからお漏らしまくり、ボケボケの痴呆老人です。
他方、戦争もできない行き詰まった現代に於いて、市民側としては、「真綿でクビ締められて殺されるよりも、速く全部が物故割れてハードランディング、オールリセットしたい!!」 という想いが地震に無関心にさせています。
そういった背景を理解して、来たるべき国難的震災についてのもっとも良い資料・文献はこれです。
大地震 (平凡社月間太陽 昭和52年2月号)
これは「大地震は今にも来る!明日にでも来る!」、、公害とかノストラダムスとか豆腐にAF2とか、、、世界の終わり的末法の世を反映した好論文集なのですが、その中で、地震学の第一人者であられた故・力武常次氏、、
これのころは肩書が東工大の理学部になっていますが、瞠目すべきことをお書きになっています、
いわく、「中国の地震予知」と題して、
======
「1975年2月4日、遼寧省で発生したM7.3の破壊的地震が長期的および短期的に予知された。~無数の市民がそれぞれ地電流や川の水位、さらにはネズミの行動までをも含めてデータ提供、国家地震局に集められて解析された、~
~計算機も無いほとんどゼロレベルからの出発なので貧弱ではあるが、民衆ボランティアの活動による予知には大きな可能性がある。」
======
むろん力武氏は中国が社会主義の特殊な体制であることは織込済みであり、また「俺らに責任振るなよな」というボヤキも見られ、上記のことをお書きになっていますが、予知のためならネズミでも何でも使う、
市民科学によって後進国中国で行われていたことは現在の地震予知に対しても有効であることを示し、いまビーコン捕捉などで自分のやってることも無意味ではないな、と意を強うした次第であります。
ハワイKH6RS、ニュージーランドZL6B、オーストラリアVK6RBP、そして三重のJA2IGYが異常水位を示したら危ない。
地震とは、ヘタに予知したら困るヒトが各方面から出てくるので市民科学による協同地震予知の動きはまったくありませんが、それでも独りででもやる。
力武氏が予知のためなら磁場でも潮の満ち引きでも必死に何でも使った、そのくらいの気概が無ければ科学者として失格だろう。
ほか、小松左京らの対談の中では、「これだけビルが林立した現代に関東大震災が来たらアウトである」と。
当時ですらそうだったとすれば、さらに林立、オリンピック突貫手抜き工事やってるよな今は余計にダメでしょうが。
また、大阪は商人の町であり、流通経済のために808の橋がありますが、華のお江戸は官僚都市、
銭形警部が歌っているように808もの町はあるけれども橋が無い。
「永代橋が落っこちる!」っていうイギリス民謡にもあるように、橋がボトルネックになって殺到、逃げ遅れて死にます。
なほ、わたしの経験則ではうちの近くの京大の微小地震観測システム(SATARN)
この図に於いて緯度経度のクロスポイント、聖なる山の飛騨位山が動いたら全国規模の大地震が来ます。
わたしんちも活断層の端っこに乗りかけで自身が危険であり、「最初の一撃だけ躱せたら!」、と毎日、地面に念を入れて地震を止めていますが、帝都はズブズブの沼地な上に人が多すぎでダメです。
今のうちに脱出、各自それぞれ自分の故郷に逃げて帰ったほうが良いと思います。
↑ブログトップページへ
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。