Icom IC-7610 FCC Certification, The transmitter is used for amateur radio service per Part 97 and is exempt from FCC certification.
キビシイ測定中のようす。
これを見て、「おいおい、日本のアイコムやケンウッド、ヤエスのFCCパート97認定無線機器はアメリカで無問題に使えるのに、
新スプリアス規格リニアアンプ・・・日本のそうむしょう
http://www.soumu.go.jp/main_content/000548397.pdf
日本じゃアイコムや日本無線、ヤエスやサムウェイしか使えないの何でだよ?おいこらボケ!!」
などと訝りなかたがたも大勢いらっしゃることとお見舞い申し上げます。わたしはアイコムさま謹製、IC-PW1なので無問題ですが。
、、もっとも現物はとっくに無いので書面上にあるだけですが、シロウト無線なんで、そのへんはあまり気にしなくても良いでしょうが。
===
ではここでスプリアス規定の基本から。
毎年かもめーる買え買えうっさい郵便局からの赤い通信事務封筒みたいなのを見てみますと、
無線設備の「スプリアス発射の強度の許容値」 - 電波利用ホームページ(PDF)
http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/others/spurious/files/sanko002.pdf
「全世界が平和的かつ不可逆的に合意して定められた国際的ITU RR規定に、日本国内規定を合わせる」、とあります。
そうすると、「今までの日本の規定は甘かったりするのかしら?」、という疑問がもたげますが、
今回の主な変更点の但書で、
「ただし、ほとんどのシステムの実力なんとかは~、すでに国際許容値を満足しているのでオッケー、ダメなやつも、ケツにフィルタかなんか噛ませばいいんじゃねーか?」、
とあります。
なので、前記国内メーカー製リニアアンプは何も言われずに通しだったのですが、
フェアじゃないだろー。
まず前提として、
(1)スプリアス規定は万国共通である。
という共通認識があります。そして、
(2)アメリカでは、
アメリカ逓信省のFCCで認可されたリニアアンプについては、イタリア、スロバキヤ、ブルガリア、、
、、のみならずわれわれ日本製をも含め、海外製も個人の自由に使うことが認められている。
(3)日本では、
総務省の命令で、「海外製は一切を排除、使ってはまかり成らぬ!!」、ってか?
このような卑怯な行為、自分ら内輪だけの日本製しか認めないのは、明らかに恒久の世界平和を願う国際的理念を損なう愚劣な思想です。
いま日本では、「アメリカの関税がー!」 騒いでおりますが、どっちがえげつない不寛容、排他主義か?
考えて見れば、日本製トランシーバもちゃんと認めてくれてるトランプさんがいかに優しいおじさんかがよく解ります。
トランプ米大統領、鉄鋼・アルミ追加関税に署名・・・BBC
当然の対応です。
そんなよな情けないバックグラウンドですが、現実問題としてFL-2100BやTL-922などのゴミクズで500ワット免許下ろしてるおじいさん(ただしWARCバンドは100W免許)、
また、アルファやヒースキットなどの海外管球ゲタで免許しているのでどうしよう?!、、
このへんのかたがたが難儀されている事情で、「これを機に新しいトランジスタゲタに入れ替えよう!、でも日本製は設計がド古いくせに値段が高い、年金が無い!!」
・・・そんなお困りのときにはローマからの救世主、ナイスお助け主教さまなのがこのゲタです。
イタリアの東京ハイパワー、高周波電源屋さん、ITB社のHERON 1000。 ヘロンの公式はー?、えーと、ボケて忘れた。
たぶんわたしが世界中探した調べでは一番安いソリッドステート1kWゲタなんですけどデバイスは最新のLDMOSを使用、LANですべてをPCコントロール、無音。
30年くらいも前の古代の設計の、ブワンブワンうっさい日本のゲタとはまったく違います。これがお値段2,650ユーロ=35万日本円。
スプリアスなんとかはマイナ60dB取れてますからITU規定もクリアしているはずです。
イタリアゲタといへば今ブームなのはSPEですが、あれはちょっと値段がお上品でして、実用的にはこれが一番でしょう。
イタラボに交渉して10台ほどもまとめ買いすればおマケして呉れそうですから、ハイパワーお仲間のひとたちと共同購入されてはいかがでしょうか?
あとはJAの期待を一身に集めるサムウェイさまにおかれてはこんなよなの↓
FT-818の5Wで押すだけで、1.8メガから430メガまでフラットに軽く2キロワットくらいも出るゲタを出していただきますことをこの場で強く祈念します。
↑ブログトップページへ
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。