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2018/08/27

2018年東京ハムフェアで明らかになった、ついに日本人には理解されなかったSDRとソフトウェア技術について

誰が最初にSDR言い始めたのかしらんけれども、それに乗っかって皆が勝手にSDR言い始めたのが悪いので、

FTDX-101 Tokyo Ham Fair・・・Amateur Radio News


FTDX-101D Tokyo Ham Fair 2018. Both transceivers share the same core features utilizing the latest SDR Technology.






なんでSDRテクノロジーなのにミキサやIFがあるんだ?言う話ではなく、根本的に、SDR=「ソフトウェア定義されたラジオ」、、ということが日本メーカー、および日本人において、ついに理解されなかったことが判明した今回の東京ハムフェアでした。

SDRとはI/QとかADCとかいう皮相な技術のことではないし、伝統的な技法が安価に作れるようになったことでもありません。 

そもそも「SDR」という言葉が悪かったので、いま日本で言われているSDRとはタダのDDC、デジタルダイレクトコンバージョン方式であり、

アイコムも出し惜しみで今さらHDSDRやCWスキマがどうしたこうした言っているようですが、IC-7610とはアップコンバージョンのIC-7600をデジタルダイレクトコンバージョンに置き換えただけにすぎません。

形態や思想は旧来品とまったく変わってない。 イキナリHDSDRっても年寄り連中にはまったく理解されないのはわかりますが、かつては革新だった狭小バンドスコープが今になって足を引っ張り自縛したと見るが良いでしょうな。



「ソフトウェア」とは、ハードウェアの反義語で、固くて物理的なブツじゃない、やわらかアタマで何でもできるぜ!!、というのが本筋ではないですか?



・・・SDRとは、「ソフトウェアで何ができるか?」というところに本質があります。


国内ではデュワルワッチがあーだこーだ、うっさいけれど、FlexのSmartSDRでは、






4バンドクワッドワッチ、8バンドオクタワッチは当たり前、

たったの3万で買えるRedPitayaですら、







これは無線機でもなんでもない、ただのFPGA評価ボードですが、SDR用のソフトウェアをFPGAに食わせてやればSDRに変身します。 SG用のソフト入れればSGに、オシロのソフト入れればオシロになる、なんでもドラえもんボードです

このRedPitayaボードにおいて、いまではソフトウェアお絵かき技術により広範囲2MHz帯域を192kHz帯域分割で8バンド同時にリッスンできるわけです。


そうするとどういうことが出来るかというと、FT8で同時8バンド聞いてNewが出た瞬間に襲いかかれる。

いまどきに、人間のふたつの耳でぢっと耳を澄ますなんていうド古いことやってちゃおぼつかんわけよ。聞くのも呼ぶのもロボットです。


・・・時代の状況が変われば最新的かつ柔軟にドンドン変えてゆけるのがソフトウェアであり、アマチュア無線機器の状況見れば、AIやロボット技術で日本が遅れまくりなのは当たり前しょうが。


その原因は単純に、安定した会社で、旧来の手法でなんとか誤魔化してればいずれ定年が来るだろう、という後ろ向きにしか歩けない姿勢であることは論を俟ちません。

その背中を見ている若い連中も当然、過去の安逸方向にしか行かないので同じように寝ているだけ。 新しいチャレンジやると余計なことするなって怒られるし。

なのでソフトウェア技術も付随するハードウェア技術も、既存の組み合わせだけで何の進歩も無い、今回のハムフェアの製品は言い訳ばかりの暗い顔をしている。

売れなきゃ後がないFlex、エキスパート社やアパッチ社が、崖っぷちで楽しく踊っている、明るく元気いっぱいの姿を見よ。









リグなんてタダの黒いハコであり、大事なのは The Software is the Radioなんですよ。 このへんが旧弊な思想に縛られたひとたちには解らない、

単にRFを刻んでAFに変換するだけなのに、理屈こねてるばっかりで前に進まない。

わたしは日本メーカーみたいな情けないのは自分自身でイヤですから、春日や井上、長谷川らの亡霊には取り憑かれず自分だけで進みますが、昔に戻りたい、昔が懐かしくてしょうがないひとにおかれては、






遅い同士で繋がり、声のSNSとかいうので君との出会いでも仲良くやってたらいいでしょうが。


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