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2018/08/24

インド大洪水でのアマチュア無線の活躍とIC-7200とD-StarとWinlinkと

決勝終了後、甲子園に虹 感動の大会を象徴「素敵な奇跡」・・・産経新聞


そんなもん散水してやりゃ簡単に出るよ。 みんなそんなに夢が見たいのか? 夢を見させて欲しいのか? 

感動をありがとう!のウソニュースばかりでテレビや新聞、「外電」というのはまったく入ってこなり、インドネシアでのバスケの売春はミソギのために報道されるけれども地震の被害はわからない、

そのへんの感覚がぜんぜんわからんのですがインドでは恒例の大洪水です。

今年はかなり最悪らしく、


Amateur radio operators save lives in Kerala・・・タイムズオフインディア



NIAR、印度国立アマチュア無線機構は非常態勢、ハンディ持って水に浸かったりの写真が次々と送られてきています。







Ameture radio or HAM radio operators are helping in rescue operations in flood-devastated Kerala by tracing stranded people through their last mobile phone location and ~


あるいはこういった状況表、



また、インドアマチュア無線の活躍中のビデオは、


How HAM radio helped Kerala rescue mission

https://www.manoramaonline.com/videos/video-featured.section.5824750456001.html

実にプロモーションが上手いよねえ。 


インドでのこれらの報道を、ハムフェア前に慌てて、ヨミウリに、ニセの新聞記事書かせたJARLと比較してみると良い。

(このことはBFニュース別館・斐川への道に書いた 拙稿:倉敷豪雨でアマチュア無線がSOS  日刊BFニュース別巻 斐川への道 第86回)。




・・・ここでやっとで思い当たったのが、非常通信用リグ、IC-7200をアイコムがディスコンです。


IC-7200は一昨年くらいからJAでは売っていませんが、ARESなど非常通信の盛んなアメリカでは、

Icom IC-7200 Transceiver, Icom 7200, IC7200 GigaParts.com





ちゃんと格安で売っています。

このことはとても不思議でならなかったのですが、ヨミウリのウソニュースとインドの洪水災害通信でやっとで解った、つまりD-Starとのカラミであったのだな。


D-Starは、「非常通信にも最適ですよ!」とのウリ文句にもかかわらず、この夏の大雨ではまったく役に立ちませんでした。

なぜそんなことが言えるかというと、もし豪雨災害でD-Starが活躍したのならば、真っ先にそのことがアイコムから発せられ、一般ニュースにも掲載されるはずだからです。

だが今月のFBニュースでは大災害はなかったことにされ、関ハムや東海ハム、東京ハムフェアの話題ばかり。



D-Starは、ご自身が、「防災にD-STARを活用する」 月間FBニュース2014年11月号 と書いておられますが、非常通信にはあまり適していないとされています。

なぜならD-Starはその性質上、分散型無線通信リフレクタとしては作られておらず、タダのレピータだからです。21世紀の今どきに「山がけ」とか言ってちゃダメでしょうが。

D-Star自身、JARLの支配下にあることが災いし、いまや、日本も含め世界的に安価なDMRネットワーク・リフレクタに座を奪われつつあります。


・・・他方、世界的に見ると、IC-7200などの100Wフルデューティタフネスなリグを使い、見通し外にも地を這って届く短波帯ラジオEメール通信としてのWinlink、非常通信や船舶通信ネットワーク、










アマチュアのラジオだけでの通信網が組まれているわけです。


ワイハでの非常通信訓練のようす。






カッコイイよなあこれ。


モデムの値段が高かったPACTORも、WINMORモードやVARAモードなど、OFDM技術を使ったTNCエミュレータとなり、サウンドカードで簡単にできるようになりました。

とすれば、D-Star推進のJARLやアイコム社さまとしては、日本で短波帯Winlinkシステム張られては困るのでIC-7200は売らないと。ヘタに5メガ解放されても困ると。


・・・いま、「命を守る行動を!」と、うるさく叫ばれる中(あれは毎日毎日うるさいね)、D-Starに固執するあまり、IC-7200を売らないというのは社会に貢献するアイコムさまとして良くないのではないですか? 


そんなよなことで、日本のアマチュア無線を牽引するアイコムさまにおかれては、非常通信に向けての国内Winlinkゲートウェイの構築とIC-7200の再発売をお願いしたいところです。


それか、







新たにこんなよなナイス軍用SDRを起してもらえば、ほんなもん即座に買うでよー(名古屋弁)。

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