今回の東京ハムフェアにおいて、無意味で不毛なRMDR合戦に日本メーカーが本格参戦、各馬出そろいレースもたけなわとなったこのごろ、
新スプリアス基準を4年後に控えて右往左往されているかたがたのために、この場で2kHzスペーシングRMDRとかいうのが110dB越え、最新ハイパワー免許の取得法をば伝授いたします。
ただしハイパワー免許言いましても超高齢化のこれからの時代に1キロワット扱うのもたいへんですから半分の500ワッツが無難なところでしょう。 そして条件は皆が求めて止まないデュアルワッチです。
参考文献=皆が聖書と奉るARRL表(PA1HR局がまとめ作成)
http://www.remeeus.eu/hamradio/pa1hr/productreview.pdf
まず我らが日本勢は、ハムフェア対策としてARRLになんかやったんじゃないかしら? ついさっきの8月の時点でNewになっており、IC-7610が、RMDR= 113dB。
これが30万として、ゲタは、
アツデンのAZR-550FZ=30万円、合計60万円。
アメリカ勢は、
むろんK3にKPA500です。 美しいよねえ。 RMDRはK3sで115dBです。
パナダプタのP3はお好みですが、今の時代には小さいのは要らない、1万円ほどのSDRひっつけてHDSDRかなんかの大画面で見るのが良いでしょうな。
K3は、フィルタなどあまりおごらず40万円程度にして、KPA500=20万円で合計60万円です。
EU勢
先の3B7Aペディで話題をさらった、
ロシヤのリグにイタリアのゲタをフランス人がアフリカで使ってるという何とも言えない運動会の万国旗的な味わい、エキスパート社のSunSDR2 ProにSPEの1.3k-FA、20万円+40万円=60万円です。
RMDRは驚異のレッドゾーン、65dBを叩き出していますがそこはそれ、アメリカとロシアとは敵対関係にあることを忘れてはなりません。 ARRLにカネ払って云々の話は無いのです。
ご心配なかたはエキスパート社のBBSで揉めている様子をごらんください。 AB4OJの出した130dBっていうのもどうかと思いますが。
まあしかし、数値は措いてパワーが1キロワット、ここが魅力でしょうが。
・・・こうやって世界を眺めてみると、さまざまな個性があり面白いです。アツデンのゲタはイイカゲン新設計にしてくれと思いますが。
個人的には革新のSDR時代において、むしろ伝統的エレクラフトKラインの簡素な美しさが改めて魅力であり、東京ハムフェアで各社が手札を出し合ったのを見届けて、聞きやすく使いやすいK3を買う人が増えるかもしれません。
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