値段のわりにDualワッチができないといふので評判が余り芳しくないTS-890ですが、ケンウッドさま公式TS-890ページで以下の文言を見たです。
<別売り新オプション>
品名 型名 希望小売価格(税抜き)
外部スピーカー SP-890 ¥20,000
すでにSP-990というのは出ていますが、
こんなよなデザインになるのでしょう。
ここでわたしはピコーン!とヒラメイたですね。
ケンウッドさま公式には、TS-890でDualワチを実現する方法として、
サブ受信機にTS-590を推奨ですが、そりゃ他社のレシーバを推奨するわけにいかないので、代わりにこれ↓
RSPをSP-890のドンガラに入れてやればいいんじゃないの?
じっさいわたくしはTS-590を使っていたとき、T/Rリレーボックス噛ませてAFEDRI SDRとトランシーブ、Dualワッチしていました。
こんなことは誰もがやってることなので、、
左にはケンウッドリグコントロールアプリのARCPー590、右にはCW SkimmerとHDSDR、 真ん中はN1MMです。
この四者はむろんCAT同期できますし、高精細度大画面でWFも見られます。
ARCPアプリがあればリグは自分の後ろにあってもかまいません。
無印のTS-590では別途リレーボックスが必要だったのが、TS-590GになってTX時ミュートのRXアウトが付き、サブレシーバにSDRが推奨となったことをわたしは高く評価していました。
なぜなら内蔵の小さいよなバンスコ見ててもしかたないから。
ですから解ってない素人大衆の要求に応じてTS-890にも小さなバンドスコープを付けねばならなくなったケンウッドさまの無念はよく解ります。
TS-890は、余計な面積のバンドスコープなんか無ければ使いやすい、そして安い、はるかに良いリグだったのに。
・・・そもそもわたしは皆さんが求めるところの、ふたつのチャンネルをただ両耳で聞くだけのデュアルワッチの意味がわからない。
ワッチとは、
海上衝突予防法 第5条(見張り)
第五条 船舶は、周囲の状況及び他の船舶との衝突のおそれについて十分に判断することができるように、視覚、聴覚及びその時の状況に適した他のすべての手段により、常時適切な見張りをしなければならない。
そのときの状況に適した視覚、聴覚、すべての手段と書いてあります。
せっかくナイスデザインのSP-890が出るのですから中にSDRを仕込んでHDSDRやCW Skimmerでワッチすれば良いと思うのです。
それかケンウッドさま、どうしてもダイヤルノブがふたつ無いと文句垂れるユーザに応対するならVFO-890、
TS-890と揃いの、こんなようなのの中にSDRを入れ込んでサブダイヤル・サブRXに仕立ててやればいいんじゃないでしょうか?
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