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2018/02/07

SDR用送受信切替スイッチ・MFJ-1708SDRの実力を探る!!

世はSDRエイジということらしく、SDRを用いたパナダプタもごく一般的になつてきました。

このことを受けて、MFJおじさんもSDR方面に舵を切ってきたわけで、

旧製品を、名前変えて新製品として出したのが、IFアウト端子などの無い旧来のリグでSDRを同時に使うためのT/Rスイッチ、MFJ-1708SDRでして、その使用レビュー映像が出ていました。

MFJ-1708SDR review - Share your antenna between your transceiver and an SDR




・・・なんかいまいちな説明だなあ。


では不肖わたくしが、SDRとは銘打っていないが、スキマやビーコン捕捉、HFD観測用のために、旧来品のMFJ-1708を約3ヶ持つておりますので、「品名に『SDR』の付かない無印MFJ-1708」のレビューをば。

まず外観ですが、



SDRバージョンが、"SDR Transmit/Receive Switch"と書いてあるに対して、無印にはRF Sense ~と書いてあります。

そして入出力コネクタは、無印が「TRANSMIT・ANTENNA・RECEIVE」に対して、SDRは、解りやすく、「RADIO・ANTENNA・SDR」と変えています。

PTTとある部分はCTRL、そして無印にはAUXというナゾのRCA端子がありますがSDRにはありません。

いままで無意識に使ってましたが改めて中身を拝見しますと、



さすが、「安もんだけを世界から」のキャッチフレーズで、われわれを魅了して止まないMFJおじさん、リード線が長げーだろこれ。

そしてグリコ森永キャラメルの半分くらいの中華リレー。しかも今さら気がついたにはシャシがプラ。。。。ワザが抜群にキレる!

回路図を見てみますと、



SDRでは省いてあるAUXっていう端子はPTT OFF時にはグランドに落ちるミュートであることが解りました。これ以外は回路図、SDRバージョンも同じのようです。

で、ビデオで説明されているとおり、12ボルト電源を失った時にはフェールセーフでトランスミッタ側に外れ、

電源ON、かつPTTプラグが外れたら、アンテナ端子はレシーバ側に通し、?、、って送信出力はRFセンスとやらで止めようってか。

そしてディレイ調整ですが、これが匠の技を要する、中々難しいので、私は反時計回りいっぱい、すなわちディレイ無しで使ってます。

なを、わたしはリグからのPTTコントロールで受信のみに使っており、アンテナ端子に送信を呉れたことはありませんので。

ビデオでは、送信時アイソレーション取れてないですけど、これはどんなリレー使っても仕方ない。

T/Rスイッチだけでは心許ないんで、MFJおじさんに於かれては、もしこれを読んで居られたら、DX.EngではRG-5000として80ドルものド高値で売ってるこれ、


ガスデスチャージなんて不要、手軽に交換できる豆電球ヒューズで良いんですよこんなもん、

SDRの直前に入れるレシーバガード・RFリミッタを20ドルくらいで出して呉れたらバカ売れすると思いますが如何かしら?

MFJは、使いこなすのに高度なテクを要するプロ用機器です。 ドしろうとさんに於かれては、高いカネ払ってDX Eng.社のRTR-2 受信アンテナスイッチ等を買ったほうが良いでせうなあ。

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