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2018/04/27

【決定版】 JARLコンテスト形式の電子ログ提出方法

いよいよオールJAといふことで、すでに準備万端、始まる前から宴会やらかしてるかた、あるいはアンテナのSWRが全然下がらない!、

または直前になってゲタがバクハツ火を噴いたなどの人生泣き笑い模様が繰り広げられていることと慶賀の至りに存じ上げます。

で、いまだに誰も理解できてないのがJARLコンテストのログ提出です。

これJARLの説明が悪文過ぎてぜんぜん理解できないのも悪いんで、不詳わたくし、これまで自分のぶろぐで折々に説明してまいりましたが、幾度ものテスト結果を踏まえて、ごく簡便に出せる決定版提出法をば案出しましたので、この場で解説を致します。


参考文献はJARL公式、CONTESTを楽しもう!JARL主催コンテストの電子ログの提出について【電子ログによる書類提出の解説】です。


まず(1)難解に見えるサマリ部分はこんなふうですが、



こんなものはごく簡単です。

まずいちばん最初の宣言
<SUMMARYSHEET VERSION=R2.0>

これはそのままトップに置きます。

<CONTESTNAME>コンテストの名称タグですが、こんなもん、ログ提出先がそれぞれのコンテストで決まってるんだから(たとへばオールJAならallja@jarl.org)、それっぽいのなら何でも良いでしょうが。「ALLJA」でも「オールJA」でも。

<CATEGORYCODE>については規定のコードを半角英数字で記載します。シングルオペ電信電話オールバンドハイパワー部門なら「XAH」。これを間違えると泣きを見ます。

ちなみに、いちいち電信電話がバンドがどうしたQRPとか日本語で書いてるよなアホみたいな<CATEGORYNAME>は無くなりましたのでコードとネームをお間違え無きよう。

どうしても書きたければ書いても良いですけど向こうのコンピュータにガン無視されるだけですが。


<CALLSIGN>タグはふつうに自分が使ったコールサイン、
 


<TOTALSCORE>総得点は必須とありますが、じつは向こうで自動で計算してくれてるので、1点とか1兆億千万点とかダミー数字を入れておけばよろしい。各バンドごとの得点・マルチの内訳は不要です。



<NAME> 自分の名前は必要でせうなあ。Emailと電話番号は、個人情報をお漏らしされる恐れがあるので書いてはなりません。

提出したEmailアドレスに連絡事項やLCRなどが帰ってくるわけですから捨てアドで提出するのが良いでせう。

パワーコード<POWER>が必須っていうの、すでにXAHとかC35Pとかカテゴリコードで表明してるのに具体的な数字を書かなきゃあかんのが意味不明ですが無いと弾かれます。

<COMMENTS> コメントタグは不要ですが、何か書きたければご自由に。


で、問題の<OATH>、宣誓タグですが、日本は様式美の国です、いくら不効率だからといっても日本古来の文化なので無いとあかんのです。

で、説明には、「必ず例通りの文面で記入」とありますが、JARLの上のほうで頑迷固陋意味不明なボケ爺がいたんでせうなあ、

仕方なく宣誓タグを遺さざるを得なかったコンテスト委員会さまの苦労が涙を誘いますが向こうでは読んでません。

マル、「。」でもテン「、」でも、1文字入れておけば通しです。バカみてえ。

<LICENSECLASS>タグが廃止されたのは、「第一級アマチュア無線技士」と書けないひとがJARLの上の方に居るんでしょう。

<DATE>必須ですが見てません。Emailのタイムスタンプしか見てません。2018年4月29日でも、20180430でも平成30年なんとかでも何でも通し。<SIGNATURE>タグも見てないですたぶん。



(2)ログシート部分 





2.0に改訂に当たり、ログもサマリも全部、国際標準のCabrilloにしてしまえばごく簡単だったのに、必死に何かを伝えたいらしい説明文を読み込むほどに苦労が偲ばれ涙が止まりませんが、


<LOGSHEET TYPE=使用ログソフト> という行で始めて、
</LOGSHEET>という行で終わり、




で、間に必要事項が書いてありさえすれば手順前後バラバラ何でもオッケー、LOGSHEET TYPEは「使用ログソフト」でオッケー。区切りはカンマなどでも可、だたし、2バイト文字(全角スペースも)使っちゃダメですよ。



・・・以上、コンテストログ提出研究家としての説明は終わりですが、










NHK大河ドラマ・サイゴーのオープニングでは、瑞穂の国、自民農協の象徴として、クソ効率の悪いよな棚田が映りますが、こちら奥飛騨でも墾田永年私財法が始まりました。


これ、北向き斜面のぜんぜん陽の当たらない狭いよな棚田、田植機は入れるものの、きついカーブのところは昔ながらの手植え、、、 

なんていいますか、「JARLコンテストのログ提出」そのものを見ている感じがします。21世紀の現代と律令時代とのツギハギな混淆。

いま、「生産性を高めよう!」との掛け声が多数叫ばれていますが、なまじ効率を良くしてしまうと職にあぶれて餓死するひとが出てくるので、手の遅い作業こそがニッポンのくらしの知恵です。小作農民の多い東海QSOコンテストなんかが典型例ですが。

以上、そんなよなことですが、このブログに書いてあることは、わたくし独自の調査研究結果ですから、真に受けて失格になったりのトラブルが発生しても責任は負えませんので。

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