=エキサイタを、改正無線設備規則第7条に合致しているところのIC-7200に根こそぎ入替え、PACTORの3、4番とVARAのデジタル新モード付け加え、
および、送信機系統図から管球ゲタをコッソリ抜出しの届け(指定事項の変更がないので届けで良いはずですが)、
往復1週間であっというまに届きました。
ホントに紙と切手のムダなんですけど、総務さんとしてはヤギさん郵便や紙屋さんの面倒も見なきゃならないので仕方ないです。
これで何の瑕疵も無い、見事にきれいなロンダリング的新スプリアス基準の免許になりました。ムショから娑婆に出て青空を見上げてタバコが美味い、実に清々しい感じ。IC-PW1は他所でお勤めしています。
・・・ではここで、今から10年以上も前に、来たる新スプリアス基準にくれぐれも注意するように総通の技官のかたから言われて10年の歳月が流れ、今まさに揉めているところで、新スプリアス基準に対する私の感想をば。
(1)JARDにカネ払うくらいなら最新機種買ったほうがマシ
スプリアス確認保証 既に免許を受けている無線機の為の保証・・・JARD
先に行われたご苦労なボランティア(?)試験で、「わーい、ぼくのTS-520Vは通るんだー!」とか寝言こいてるバカのひとがおられますがとっくに修理受付してないって。メーカーさん大迷惑、邪魔。
いまは電気電子製品の寿命は10年です。 いつ物故割れて大損害を被るか解りません。
40年前、TS-520Vは12万円でしたが、技術は飛躍的に革新し、RMDRが30デシ以上もすぐれ、カラーバンスコも付いている最新鋭コンパクト、IC-7300も同じく12万円です。
でかいよなクソ重いよなTS-520とどっちを取るかは明かでしょうが。JARDに何千円も払うくらいなら粗大ゴミで捨てたほうがマシです。
(2)現在はほとんど包括免許になった
正式には「手続きの簡素化」だと思いますが、いわゆるアメリカ流の、「なにやってもええのよ」っていうのが、実質的に、ほぼ実現されました。
、というのは向こうでは何も見てない、いや、見ている手間がないからです。
モードが3MAとか2HAなど包括的になり、次いで、FT8で大勢が押し寄せたおかげか、最初なかなか理解されなかったコンピュータ変調方式というのが一般化し、
加えてシロウトの面倒なんか見てられない向こうの事情もあって、VARAの諸元なんか自分で理解してないからモシモシ電話来るよなあ?と思ってましたが何も言われずスンナリ通しでした。
相変わらず何か変えるたびに申請や届けが必要で、免許状が何枚も増えて行くのは面倒ですが、ずいぶんラクになったよなあ、というのが感想です。
(3)リニアアンプについては外圧でなんとかなる
ハイパワー免許のかたがたがお困りなゲタの処遇ですが、
欧州EPAパートナーシップでの市場開放、またトランプアメリカからの圧力で、総務省も、「国産だけよ」とは言えなくなります。
日本に市場を広げたいSPEやACOM、OMパワーやエレクラフトなど、海外の主なメーカーは、メーカーそのものからの国際スプリアス規定保証が直にPDFで送られてくるようになり解決です。
なほ、TL-922等のガラクタをつかっているひとはハイパワー免許の資格は無いですから返納するが良いでしょう。
(4)申請や届けは相変わらず紙で
新スプリアス免許が届き、再免許の時期も来ているので早めの申請を、と、今度こそ電子申請Liteでチャレンジ!、とアクセスしてみたら、
総務省危険認定。 何かなあ、この相性の悪さは。
こんなもんに関わってては人生の時間の無駄なので再免許、約3,050円の収入印紙貼って紙で出しました。
・・・以上が新スプリアス基準についての感想ですが、あくまで、「私だけ」の事例でありますからぜったいに真に受けないように。
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