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2018/07/03

ヘビやネズミは知っている!!、南海トラフ地震の30年確率と電離層ドップラーでの地震予知、っていうか電離層見学を再開しました

北海道東部で大幅上昇=南海トラフ沿い、微増続く-震度6弱以上の30年確率・・・じじ通信






今後30年の震度6弱以上確率が釧路総合振興局(釧路市)で昨年の47%から69%に、根室振興局(根室市)で63%から78%に上がった。

、、と言われましても、31年後にその確率が正しかったのかはどうやって検証するんでしょうか?


・・・それはともかく、、

昭和56年、ぼく高校2年の秋、 「志望大学をどこにするか?」 っていうので、最初は名古屋大学の理学部地学科に行きたかったです、

といふのは名大の地学科は3年生から自分の机がもらえ、ヘラヘラ遊んでられるっていうウワサを耳にしたので。 

ただそれだけの理由ですが、高校生の大学志望動機としてはそれだけで充分だらう。

その話は、「地質調査とかのフィールドワークが死ぬほどめんどくさそう」、、あと地学科では食えないっていうことで、よりヘラヘラそうな東京の実業専門学校の材料学部に行ったですが、そのころに書かれた本を入手しました。






「地震の確率」、力武常次著、昭和56年 ネスコブックス アマゾンで1円。

書かれたのは力武博士がたぶん東工大から日大の文理に移った直後くらいで、坪井忠二は1年後、昭和57年に亡くなっています。

寺田寅彦にしろ坪井忠治にしろ力武博士にしろ、地震学者はなぜ全員がユーモリストで、かつ文章が上手いのか??


、、、それはさておき、この本によれば「地震は必ず予知できる!」と、

ネズミだろうがヘビだろうがこの世のあらゆる事柄を必死で動員すれば必ずできる、という可能性を述べたもので、メカニズムの他、

とくに今から100年前、第一次関東大震災での民間証言を多く集めているのが貴重なので、「どのくらい前にどれだけの異変が?」っていうグラフでは、





ナゾの異常先行現象は1~10時間前が多いらしい。

これはわたしのIBPビーコン捕捉において、三重のJA2IGYが大阪北部震災の11時間前に異常を示したことと符合する。

というので、これまで、何べんも再開したり止めたりを繰り返へしてきましたが、HFドップラーを常時見ておくことにしました。

用いますは、





毎度のことながらソウル気象台放送HLL、5858kHzと、今年の10月にはクビになるラジオ日経JOZ3、長柄9595kHzです。

約700km離れたソウルからの5メガっていうのは周波数と距離がピッタリ良すぎで突発的電離E層はいまいち見えないのですが、F層の様子がよく見えます。

ラジオ日経は夜になると寝てしまうのがダメな子ですが、国分寺イオノグラム挟んだ9メガの200kmっていうのは指標としてたいへんよろしく、Eスポが出た瞬間に、






竜巻みたいにブワー!発散します。

横軸=時間(JST時刻)ですから1時間半前の過去まで詳細に見られることが良い点です。


こういうのをボケ老人よろしくモニタでずーっと眺めていますが、時とともに千変万化、形を変える電離層はまったく見飽きることがありません。


HLLと、10月でクビのラジオ日経、ふたつのHFドップラ画像を5分ごとにキャプチャ、Webに上げているので、毎日がヒマでヒマでどうしようも無いかた、

テレビの老人向けボケ防止サプリ通販CMよりもはるかに面白いですからヒマ潰しにどうぞ。

各種データを入れ込んだ正式版はこちら

http://59925.org/jf2iwl_hf_doppler/

イオノグラムと地震、天気図とを一枚にまとめた簡易版はこっち↓です。

http://59925.org/jf2iwl_hf_doppler_2/



・・・わたしんちは焼き物屋ですから生まれてこのかた地べたにはたいそう興味があり(粘土が出るかどうか程度は山と植生見ればだいたい解る)、

また高校の時の物理の、N山という先生が、授業では趣味の地電流でアマチュア地震予測の話しかしないので、「何がやりたいのかなあ?このおっさん?」とはなはだ疑問だったのですが、

昭和の56年から40年近くも経ち、私もめでたくおっさんになり、平成の終わりにやっとで解ったいうことでした。


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