震度5程度の生半可な地震ではもう誰も騒がない、誰も忘れているが、先月大阪で大地震があって、
やはりHFドップラで電離層の変化見ておいたほうが良いだろうと思い直し、ラジオニッケイ長柄・9MHzで観測を再開した矢先のことでした。
<9MHz帯は休止し“大規模災害の緊急放送用”に>短波放送局「ラジオNIKKEI」、2018年10月1日からは6MHz帯(6.055/6.115MHz)中心の送信体制に変更!!・・・ハムライフ.jp
変更!! じゃないでしょ。
突発的電離層で地震が予知できるかも知れないなどといふ寝言は日本では誰にも相手にされなかったです。
だがスバールバル・JWなどにも電離層観測に行っているニュージャージー・NJITの若き助教、W2NAFなら興味を示すのではないか?と、
イオノグラムに天気図と地震を併せた一枚のWebページをNJITのサーバに保存してくれないか?、W2NAFの自分の研究に使ってもらって良いからと託し、メールしようとした矢先にこれかよ。
では、 「平均的には6MHzがどの季節もどの時間帯も最も聴こえやすいことが分かったためです。」とおっしゃるその6メガを聞いてみますと、
弱くて変調浅くて何言ってんのかわかんねーよ。
ソウルHLL・5858kHzの3キロワットの聞こえ方と比べてみたら、こいつ50キロワットなんてぜったいウソだろう。
玉音放送にも近似した、モゴモゴと何言ってるのか不明なアナウンスによれば、「放送と通信の融合がどうしたこうした」だそうで、カネが無いのは解りますけど、その言訳としての、
(9.595MHz/9.760MHz)は休止するが、大規模災害の発生時などには緊急放送にあたるという。
これもまた真っ赤なウソです。
なぜなら元々聞こえないものが大規模災害発生時にだけ聞こえるわけが無いし、停波した途端に他国にイスを奪われるからです。
そして海外向けにナイス周波数の31メーターバンドは在外日本人が聞いている可能性がある。
たしかに短波放送は世界各国、予算も無いし縮小傾向ではありますが、地を這う短波を蔑ろにしている国はありません。
なにしろ私たちは短波帯の標準電波も持たないの、恥づかしくないの?
・・・そういうことでカネはおろか意思も皆無な日経新聞、、
やる気ももう無い調布電通大のJG2XA亡き後、分の時間オーダーで変化するEスポを良く現していたJOZ3、
止めたり再開したりドタバタしてた私のHFD研究は一生おしまいです。 やれやれ。
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