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2018/07/18

非常通信用 PACTOR~VARAモード~Winlinkの準備を始めました (カムバックハムへの道 第12弾 ひとまず準備完了編)

先月、総通さまから、


「平成29年度電波利用状況調査結果についての評価(案)」に対する意見の公募・・・総務省

http://www.soumu.go.jp/main_content/000552365.pdf

締め切りのギリギリで、相手の言い分である=「HF帯は今後も需要が見込まれ、適切に利用されている」

の逆手を取って、「非常通信のために5MHz帯の狭
帯域デジタルの解放」をお願いしておきました。

以前、総通からアマチュアさんに対して親切に、「5メガをあげるよ!」、と言ってきた時には、「5メガの意義を解ってない連中が道の駅やらかしたり荒らすだけだから不要」の立場でしたが、考えが変わったのはカリブに大被害をもたらした、昨年のハリケーン・イルマです。






このときHF帯での非常通信用・広帯域高速PACTORの使用に対し、揉めに揉めて、

FCC Grants Temporary Waiver to Permit Higher Symbol Rate Data Transmissions・・・ARRL


ARRLにお家騒動が勃発しましたが、アマチュア無線の存在意義が非常通信にしか無い現在、時代の流れはPACTORでしょうが。 ARRLも折れました。


いま、WRC-15協定を元に、

China soon on 60m・・・サウスゲーツ






日本以外の世界的にドンドンと非常用5メガの解放が進んでいるといふご時世に、4630kHzのたった1kHzで「ヒゼウヒゼウ」なんて誰も理解できないトロクサイよなことやってるよな国は存在しません。 

クソ忙しい自衛隊さんなんか4630kHz、誰も聞いてないって。


これからの非常通信は短波帯PACTOR~Winlinkによる安心確実な分散型電文転送系RBBS Emailシステムです。JARLが管理してるよなD-Star網なんか当てになるわけがないじゃないか。

旧来のVU帯RBBSだと見通し外通信ができないのでリレーに多数の人員が必要でしたが、もし5メガという、一日中国内に開けているバンドが許可されたら、JA各エリアにひとつ程度=10個ほどのゲートウェイがあれば良いだけです。

今回の西日本水害では広範囲な被害なゆえ近くから救援に行けず、また情報の共有が上手くいかずに問題が顕在化しました。

今後は組織を横断した、包括的かつ統括的な大規模災害救助網が必要になってきます。


・・・ではここで世界のWinlinkゲートウェイの稼働状況を見てみますと、




アジアにはひとつも存在しません。

Winlinkのユーザ登録は簡単なので、WinlinkのページからクライアントアプリやTNCエミュレータをダウンロードする際に、ドネーションとして、 Amateur Radio Safety Foundation, Inc. (ARSFi)に24ドル、PayPalで送金すれば良いだけです。

そうすると[MYCALLSIGN]@winlink.org というIDというかメアドがもらえて使えるようになります。もちろん有線のインターネットにも繋がっててブラウザでWebメールも見られます。

TNCエミュレータにWINMORというのを選んで立ち上げた図。





この図は災害の本場、近場のKH6にコッソリすこしアプローチを仕掛けてみて失敗してる図です。

最適なゲートウェイは ITS HF Propagationデータを元にアプリがやってくれるのですが、







やはりKH6のこちら夕方が良いようです、っていうか今はJAからはKH6にしかパスは無い、ウインドウ狭すぎ、EMEより難しいかも。

現状、PACTORの1番の免許のみしか持ってないので追加の届け出をせねばならないのですが、あるかたから、いまのWinlinkの最新はEA5HVK局開発のVARAというモードらしく、





諸元がぜんぜんわかんねえなあ。

まあいいや、なんか書いておけばなんとかなるだろ。送信機の取替え共々、変更届け出しました。

ですからこのブログを見てる東海総通の技官のかたに於かれては、目を皿のようにして諸元表を見るのもお忙しいところ時間の無駄であり、手間をおかけするのも申し訳ないですから1ミリも見なくて良いのでそのまま通してください。


・・・これまでひと月近くもカムバックハムの準備を行ってきましたが、これを機に完全に新スプリアス規定に沿ったきれいな免許になり、ようやく準備完了です。

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