無線機器はわずかなSDRだけを遺して身辺整理、全部終えました。
次は、これも重かったり無闇にでかかったり、今では邪魔でしかない音響機器です。
こういうの↓
これも難儀なことだなあ、と、まず、ヤフオクに、小さくて比較的イージーそうな、こんなのを出してみました。
名器12センチフルレンジ、ダブルコーンのPhilips AD5061/M8 ペア、エンクロージャ入り。
で、初手から質問が入って、
「鳴りますか?」
、って鳴るから出してるに決まってんじゃんか。
ほか、エンクロージャのサイズ教えろとか「このユニットのエッジは何でしょうか?」とか、写真見てネットで調べれば解るだろうよ、AD5061を知らずにオーディオ屋やってるのかよ。
結局チマチマと42もの入札が入って安値で行きましたが572B/T160 セトロンの未使用2本、
これはオーディオ部門に出すと必ずドツボなのでアマチュア無線部門にFL-2100B系の替え玉受験として出品したのですが恐れていたとおりイキナリ、「マッチドペアですか?」、、、
そんなにマッチド言いたいのかと。マッチドなら必ず音は同じなのか?マッチドだと音が良いのか?
・・・そんな困った時にお助けマンなのが名古屋大須のハイファイ堂さまです。
買い取りのおっちゃんに電話してみたら、自作のアンプでも、ひっついてるRCAの45やピアレスのトランスはもとより今では死語なタンゴのトランスも面倒見てくれるとのこと。 今では遠く青森や九州からも買い取り依頼があるとのこと。
ホムペ見れば敷居の低さが解りますが、他所のハイファイ屋と違ってお高くとまってない、たいそう賑わってるようで何よりでした。
グレてもう山に投げ捨てようと思ってたAltecの600Bは、「捨てるにはもったいないよねー」、といった和やかな会話ののち、むろん自分で売るよりは安いですが音の悪い坊主のスピーカ等、きちんと全部面倒みてくれましておしまひです。
大学時代に研究室で作った懐かしい管球アンプ。
手元には1,000円のD級アンプだけが遺りました。
ここで改めて理解されたのはオーディオ屋さんは心の底からタチが悪い、取り憑かれたら人生おしまい、いうことです。
とある大阪の無線機器メーカーが、「アンタのところは音が悪い」言われて、
「うちはオーディオメーカーやあらへんから他所を当たってくれ。」
客を突っぱねてグチグチと纏わりつく憑依霊を祓い今の現在があること、そしてオーディオマニヤに付きまとわれた会社の社運が傾いたことを忘れてはなりません。
・・・・これらのことは、時には客も選ばなければならない、という大切なことを教えてくれます。
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