世には商いのなんたるかを知らないヒトも多いようで、
もちろんアイコムみたいにドラスチックに変化するのも大切ですが、破壊的なやり方では上手くいかないことも多くあります。
ガッカリだとか、せめてUSBポート付けろやとか、評判の悪いFT-818NDなんですけど、
まず、アマチュア無線界の現状として価格破壊の戦国時代、
10万円のIC-7300が50万円のエレクラフトK3を激しく打倒、そしてDX.EngeneeringのK3LRはアイコム側に寝返り、
MFJおじさんはXiegu社の正規代理店となり、KX2、KX3の対抗としてX5105を出した。
・・・つまり昨年はわれわれ東洋(っていうかXiegu社はアイコムの手下ではないか?)が西洋をなぎ倒した年であったわけですが、このことがトラムプ保護主義な全米を震撼させています。EUは報復関税やらかすとか言ってるし。
どの業界でも性能は同じでお値段半分になってしまえば困るのは当たり前なんですけど、じゃあそこでヤエスはどこにわずかなスキを見つけるか?、っていうと、不得意なSDRやWFなんかには手は出さない、
自らの持つ、既存の、枯れたテクで開発費ゼロで出すのがベストです。トヨタだってカローラはカローラの名前でマイナーチェンジの繰り返しで50年もやってるじゃないですか。
コアなファンを多く持つFT-817NDには誰も飛躍なんて求めていません。
・・・そこでヤエスさまに於かれて問題になってくるのがHF中堅機、
FT-450~FT-1200とFT-5000の間なんですけど、ここが悩ましいアナになってまして、IC-7610が出た以上、FT-3000買うヒトも居ないでしょうからこれです。
FT-1000MP Mark X(10)
エレクラK3は小さいし操作性が悪い、ICOMではメニュー階層が深すぎる、
そんなお嘆きのかたがたのために、ボタンやダイヤル、でかくて全部がワンプッシュ、
バツグンの操作性を誇るFT-1000MPのハコに、FT-3000の中身を、まんま入れてマークXとして出してやれば良いだけです、
昔の金型使うし、開発コストはゼロ円、ムダ面積とってチカチカするバンスコは、別途、安もんSDRでやるので要りません。
わたしはMark5をいっとき使ってましたが、I/Fはいささかアレでしたが、その見やすさ使いやすさ静かさは今でも懐かしいです。これならIC-7610に充分対抗できるはず。
K1TTTステーションなど、K3に入れ替えせず、未だにFT1000MPを、だましだまし使っている局は多い。
また、FT-5000を持っていても、、、
確かにトップパフォーマンスエクセレントなんだが、ツマミ類が多すぎてわけわからず、ついウッカリ、慣れた1000MPに手が行ってしまう、、、
さらに古いFT-1000系統を使ってるヒトもまだまだ多数な現状、
衰退するいっぽうのアマチュア無線界において、出すチャンスは今しか無いでしょ!、なんですけど、ヤエスさまに於かれては、ここで大いなる英断を求めたいところです。
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