近年の急速に進化するハイテクオペ、とくに2BSIQ手法によりWWDXコンテストSOP部門では、いまの最悪なCondx状況でも、局数については過去レコードに並び超えるところまで来ました。
「あとは少しのマルチだ!」、ってんで、2BSIQ+S&P用の別リグが試みられてますがこういうの↓
R2AA局のSO3Rオペ。
これはUA1DZメモリアルという、フォーン部門もあるマイナーコンテストでの試みですが本人、
こんなドタバタな必死の努力なのに勝ってないのが何でか解らんのですが、これをオールJAコンテストでシングルオペ・オールバンド電信電話部門において、さらに倍、
3.5~50メガまでフルバンド6Radioをチンチンに使ってJAレコード(2,111QSOx295マルチ)を破ろうっていうわけです。
で、バンドパスフィルタやインターロックなどの物理的ハードウェアは用意できるとしてソフトウェア、「どういう戦術でオペするか?」っていうのがむつかしい。
・・・まず、トリプルランてか3BSIQはどれかで1回休みができてしまうんで却って効率悪いだらう。 とすると、基本手は2BSIQ+4S&Pだろう、
2BSIQ部分はフォーンでもCWでもなんでも良い、時々刻々と変化する6バンドのうちから、常にレートが最大になる2バンドで行います。もちろんシングルバンドで超速レートが出ればそれに越したことはないですよ。
4xS&Pについては、JARLコンテストではWWDXのSOP部門と違い、個人部門でも外部からのクラスタ情報は認められてますので(このことはコンテスト規定のシングルオペ定義=すべてのことを一人で行うに抵触しているのがおかしい)、CWについてはRBNを用い、呼びに行くには、
むかし私がやってたこともある、N1MM&Logger32を用いた6バンドマップを作成です。
上記R2AAのビデオでは、1Radioに対して、離れた3つもの画面があるんで視線移動が大きいし、必要な情報が瞬時に理解できないウラミがある。
そこでコンテストロガーとは別に、Logger32の極彩色6バンドマップを利用して、状況が統合的にひと目で見られるようにするわけです。
ここで必要な工夫は、ナマRBN情報をそのままLogger32のバンドマップに表示させても、すでにQSOした局か?ニューか?ニューマルチなのかが解らない、意味が無い、
で、スーパーチェックファイルにはあらかじめ、たとえばJF2IWLならコンテストナンバー=「19H」ってすでに入ってますんで、Logger32の6バンドマップにはこれまでの交信とスーパーチェックファイルを参照したRBN情報を注入、
たとえばニュー局なら青の文字で出る、ニューマルチなら赤文字でけたたましくアラートが鳴る、っていうふうにする。
そして緊急お知らせを聞きつけてパウンスしに行くのはこいつ↓
見てるだけでイライラして足で踏んづけたくなる顔のトヨタのKIROBOミニ、
大天下のトヨタさまも、ついに自動車製造販売業だけでは立ちゆかず年寄り介護事業に参入せねばならなくなったのが涙を誘いますが、お値段はたったの4万円です。
まったく頼りになりそうにもないが、アラーム音を聞きつけてスイッチ押す程度のことはできるだらう、
そしてフォーンでも、自動バンドスイープしながら各KIROBOミニが各バンド同時に聞いて、音声認識でバンドニューやニューマルチを探索、見つけたら瞬時にオートボイスメモリでコールする。
JARLコンテスト規定ではこういったロボットオペは禁止されていませんから、こいつらを四匹ほども用意すればできあがりです。
なほ、リグについては各バンド合計6台用意するのもカネがかかるし場所も取るので、
Flex6700の8スライス使えばコンパクトに1台で全部できてナイスです。
ロシヤの連中が、こっちがQSO最中にも関わらず無視してムチャ呼びしてくるのは、まだちょっとロボット呼びの精度がいまいちだからですが、AI技術の進化スピードは著しいですから、こんな程度のことは、来月くらいには実現しているでしょう。
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