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2018/03/18

HamSCI 2018 ワークショップに見る、シチズンサイエンスの可能性と日本人気質についての文化人類学的考察

Ham Radio Science Citizen Investigation

わたくしも勝手に参加している、っていうか自分のスキマSDR研究論文が勝手に掲載されていたNJITのHamSCIですが、アメリカのモンロー主義に、今頃になって気がついた間抜けのひとが多数発生のころ、

NJIT Hosts 2018 HamSCI Workshop



盛況だったようで何よりで。

こういったシチズンサイエンスには、

(1)カネの無い大学や研究機関が、シロウトをロハで使って自分の研究成果に使える。

(2)ヒマなドシロウトとしては、データ提供で研究に参加している満足感が得られる。

という、相互に利のある活動ができます。もちろんシロウトデータの信頼性を充分に吟味しての話ですよ。

あと、 博物館学芸員としてひとこと言わせて頂きますと、日本にも素人研究っていうのは数多ありますけど、自称郷土研究家は全員がタチが悪い、

「合掌作りには60人も住んでいた」などと勝手に話を盛ったり、あるいは自分都合の政治や金儲けの意図で、「飛騨松倉城は金森長近が建造した」、等の捏造はしないように。


で、日本では科学分野での市民活動の動きが無い。いやあるんですけど天気や野鳥の会程度で上手く機能していないふうに見える。

たとえば今回のHamSCIでは、アラバマ大のAB4EJが、




RBNやWSPRデータを使った伝搬サイトを立ててるのが褒められてますが、こんな程度のことは誰でもできるわけですよ。

こんな低レベルなのじゃなくて、電通大がやろうとしていた、6mでの各地のEスポ発生状況を各地のアマチュアが同時に捉えて電離層探査するとかですね、もっと深度のディープな市民研究はいくらでもできたはずなのです。

ところが、Eスポや伝搬にギャーギャーうっさい6mの連中はFT8の周波数確保に必死なだけ。

「キングソロモンの法則はあるらしい」、、全部が、「~らしい」、「~だろう」、「~かもしれない」、だけ。

やってるのは馴れ合いのコップの中の嵐だけ、蝸牛角上何事をか争ふだけ。



・・・この自然科学への興味の無さ、探究心の無さ、っていうのは、どうやら国民・民族性が大きく与っているらしい気がします、

そしてその理由は、「日本の自然が優しすぎるから」ではないか? というのが、さんざん考えた結論です。

たとえばスコットランドなんかは、




荒れ地もいいところですよこんなもん。あと地中海EUは、いまや草木の一本も生えてないし、アメリカ大陸もアフリカも、どこもかしこも厳しすぎる。

対して日本には優しい自然があり、「花鳥風月を友とする」、=「自然は人間の仲間のお友達」である。いや、「自然に抱擁される人間」と表現した方が、より的確でしょう。

彼ら西欧人は、「自然とは、ねじ伏せて支配するものである」、これがJAでは自然科学が学者のものであって市民のものじゃないことの、決定的な差ではないかしら。




そりゃエゲレス人が世界中から草木を必死で集めてガーデニングやってないと心の安寧が保てないのも解りますよ。

にんげん的 には自然と調和し、そのへんのペンペン草にすら自然の豊かさを感じられる日本のほうが優れていますが、おそらく自然科学・地球探査研究には向いてない。

そして連中は異常に執念深いね。「まあこの程度でいいや」、っていうことがない。とことんまで追求しないと気が済まない。


また、日本ではムラの掟がありますから、遠慮深い、慎み深いのが美徳とされていますが、向こうではとてもじゃないけど恥ずかしくて言えないよな超クダラナイことでもドシドシと手前勝手な自分の意見を言って、やってのける、図々しい。

完全にどうぶつえん状態ですけど、その乱雑なカオスの中から新しいものが生まれてるのは確かだ。 このあたりが彼我の差に違げえねえ。


・・・で、わたくし個人的にはシチズンサイエンス、HFドップラやビーコン捕捉など興味の赴くままにやってますが、特に名を秘す、某、スパコン作っている怪社(その社名には「富士」とか「通」とあった気がしますが)で、「なにか新しい研究のアイディアはないですか?」 っていう募集してたので、京 、




これでWSPR.NETの10億のデータ解析すれば電離層の異常からの地震予知が必ずできるだろうからぜひお願いします、

ってたら鼻であしらわれただけで終わったので、税金使っての働き方改革の研究やマイナンバーシステムを引き延ばしているだけのクダラナイことだけやってるように。

また、NICTは標準電波を蔑ろにし、無くしておいてからに、


巨大地震で電離圏までも揺れた!!津波で発生した大気の波が高度300 kmまで到達

揺れた!! じゃないでしょ。




いままでアマチュアの地電流などの研究をオカルトだと決めつけておいて、自分の座ってる椅子が危ないとなったら手の裏返してすり寄ってくるの、ヒキョウだからやめろ!


・・・なのでWSPRのスパコン解析は、NJITに振ってみることにしますが、HamSCI見てると、どうも心もとない、おぼつかない気が、、

ここは安全保障で世界を覇権したい、ちゅこく国家計算機センターの世界最速スパコン、





神威・太湖之光にやってもらってもええのよ。

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